1977年に制作された「スネーキーモンキー蛇拳」は、
「ドランクモンキー酔拳」と並ぶコミックカンフー映画のパイオニア作品。この2つの映画作品によりジャッキーチェンが日本での人気を高めるきっかけとなった。ちなみに、蛇拳と酔拳とは姉妹映画の関係にある。
こんばんは、キジとら(@kijitora_sayori)です。
アラフィフ世代オヤジには思い出深い作品でもあるのだ。両作品のヒットに伴い、以後、各局テレビの映画番組では何度も放送される事になる。酔拳はゴールデン洋画劇場で、蛇拳は水曜ロードショーで多く放送されたのも懐かしい想い出。
蛇拳の中で最強拳法だったのは猫拳だった
さて、この「スネーキーモンキー蛇拳」の劇中、大きく貢献する動物が登場する。それが猫。蛇拳を使い鷹爪拳挑むもジャッキーは敗北してしまう。
強敵、鷹爪拳に対抗すべく新たな拳法のヒントを与えたのが、猫とコブラとの戦いだった。コブラ=蛇を倒した猫の動きから生まれたのが猫拳(猫爪拳)。ジャッキーは、蛇拳と猫拳とをミックスしたオリジナル拳法で宿敵鷹爪拳を倒すのだった。
「蛇拳」、「酔拳」共にテレビでの放送はレアだと思われる。しかし、ジャッキー映画に興味を持たれた方は、この2作品だけには目を通して欲しいカンフー映画。ジャッキー映画の原点がそこにはあるのだから。
日本での映画公開は「酔拳」が先であるが、香港で公開されたのは「蛇拳」が先である。一度も見た事が無いのなら、「蛇拳」を見てから「酔拳」を見た方がより面白いだろう。
追記:ジャッキーが泣いた日
いつも笑顔で前向きなイメージのジャッキーチェン。人としてのお手本のような人格者のイメージが強い彼なのだけれど、ジャッキーチェンが泣いた話って知ってますか?。僕は初めてその話を聞いた時、うるっとしてしまいました。
それは、
ジャッキーがまだ香港映画界で無名だった頃の話。
ジャッキーはある女性と付き合っていたそうです。でも、ジャッキーは孤児で無名なスタントマンで、お付き合いしている女性とはお家柄というか格差問題があって彼女の両親から強く交際を否定されました。
そんな彼女が出した結論はジャッキーとの別れだったのだけれど、まぁ、それは普通にあるよねって話なのだけれど、別れる時にジャッキーは人目を憚らずに泣いたそうです。
彼は自分でも公言していますが文字を読む事が出来ません。
貧困な少年時代を過ごしていたので読書きの教育を受けていなかったからです。そんな彼に、彼女は別れの手紙を渡したのです。
文字が読めない事を隠したいあまり、彼女の前で手紙を読むふりをしたジャッキーの心中は計り知れない悲しみに包まれていた事でしょう。男としてのプライドだってズタズタに引き裂かれていたのかも知れません。
これは女の子には分からないかも知れない心情でしょうが…。
今では涙と全く無縁なイメージのジャッキーですが、そんな辛い思い出を全く感じさせない人気俳優として今やハリウッドスターに成長。文字が読めなくても東洋人でもアメリカンドリームを掴んで大活躍出来るという偉大な功績も残しました。
還暦を迎えた彼ですが、若いころから何となく放っておけない感じがしていたのは、そんな辛い経験の積み重ねがあったからかも知れませんね。
僕ら世代にとってのジャッキーチェンは、おじいちゃんになっても永遠のアクションスターなのです。
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