知ってた?のりたま(丸美屋)の中にはあんこが入っています

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丸美屋のりたま
雑学・トリビア・うんちく

目覚めるといつもと違う天井。朝日差し込む窓からは見慣れない景色。そうだった…旅の途中。旅館の朝。女中さんが運ぶ御膳の上には暖かいご飯とお味噌汁。そして、お漬物と生卵。そう、のりたまです。1963年(昭和38年)、エイトマンのシールをおまけに付けた事で人気が急上昇したのだとか。

1960年(昭和35年)に発売されたのりたまは、このイメージを元に開発されました。考案者は阿部末吉で丸美屋の創業者。彼の最初のふりかけの名は「是はうまい」。みんな大好きのりたまは、丸美屋次世代ふりかけに当たります。今や食卓に欠かせぬ存在となったのりたま。「ふりかけ=のりたま」という方も少なくは無いでしょう。ところで、のりたまの中に「あんこ」が入っていたのご存知ですか?

のりたまにパッケージを裏返すと、そこに「こしあん」の四文字あり

のりたまパッケージ裏面のこしあんの文字

のりたまの材料はあんこ…。それは、実しやかに囁かれは消えてゆく都市伝説。いえいえ、そうではありません。キッチン、食卓、台所、勉強机に引き出し?。のりたまパッケージの裏側。右側に書かれた原材料名の中にしっかりと印刷された「こしあん」の文字。

桂小金治、白木みのる、谷啓、木村理恵、コント・ラッキー7、片岡鶴太郎、藤谷美和子、松下由樹、加藤あい。2003年からは木村佳乃。1962年から始まったテレビCMを飾る面々。この事実を知っていたのでしょうか?。尋ねてみたくなるのも不思議です。

このこしあんは和菓子で使うものとは違い、小豆を粉状にしたものが使用されています。その他に卵、のり、さば削節、抹茶、胡麻、青海苔、鶏肉、砂糖、塩、醤油。当時の高級食材が使用されていました。

今では物価の優等生と呼ばれる玉子。どれくらい高価だったのかと言えば、100円玉を握りしめ、玉子四個のおつかいに行かされたくらい。もうね、絶対に転べないミッション。だってそうでしょう?。寄り道も失敗も許されません。「食べ物の恨みは恐ろしい」が常識だった時代。幾ら小学生とは言え、失敗は晩飯抜きを意味します。今なら幼児虐待案件ものですよ。

お店で友達と鉢合わせ。始まる会話はウルトラマンでも仮面ライダーでも無く「お前も、玉子?…やだな…緊張する…オカン、鬼やからな。」「豆腐もな!」「そうそう!!」みたいな。キミも僕もクラス全員がアベンジャーズ。僕らは玉子を運ぶという、家族の食卓を守る壮大なミッションを担って生きていたのです。

朝食にトーストとミルクと目玉焼き。アレは奥様は魔女とかスネ夫の家のお話。目玉焼きの玉子が2個になったのは、美味しんぼが流行った80年代中盤以降からだったと記憶しています。グルメブームの数年後に起こるダイエット旋風。偶然ではなく必然。人間は少々貧乏な方が幸せなのかも知れませんね。食べ物は目の前にあって、いつでも食べられる条件の中でおご馳走を我慢しなければならないのですから。力石徹しか勝たん!。

お父ちゃん
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謎のお姉さん
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サヨリさん
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