みんな大好き握り寿司。そのシャリの数は364粒。地球の公転周期とほぼ同じ。プラモデルの企画・設計・製造を行う秋東精工が、よりリアルな寿司プラモ開発を目指し約10店舗の寿司を購入。実際に数えた結果が寿司一貫の米粒は364粒だった。その数字を元に商品化された『寿司プラモ』が大きな反響を呼んでいる。
メーカー側が本気になれば、モデラー側も本気で挑む。一粒、一粒の米粒をピンセットで組み上げる気の遠くなる作業。そうして作られた作品の中からあっと驚く逸材が生まれるのだろう。1貫作当たりの製作時間は40分〜1時間ほど。自分でもチョット作って見てみたい気にもなった。
ハンドメイドで粘土細工のお米をチネってお寿司やお稲荷さんを作った事もあった。刺身の透明感が出せなくて、『すけるくん』を使った時は感動すら覚えたのも昔話。本当に樹脂粘土が透けて見えるのでオススメです。そんな記憶が刺激され、久しぶりに粘土で何かを作ってみたいなという気持ちになりました。
これで終わってしまうのも何だか寂しい。なので、回るお寿司で思い出す漫画のお話をもう一つ。
お寿司を見ると思い出す「東京たられば娘」のワンシーン
お寿司を見ると思い出す、スシローの座席で想い出す…。最も印象的であり、最も記憶に残る1ページ。多くの女性が共感した名場面。男の子は読まない方が良いかも。
私に おすすめの いい男が 皿に乗って回ってくればいいのに
東京たられば娘(2巻41ページ)より引用
そしたら一番年収が高い男を選ぶのに
ブログ執筆の工程で一番困るのが乙女心。さっぱり分からん。女性週刊誌に目を通しても、ベルばらやガラスの仮面に目を通す。それでもやっぱり分からない事だらけ。「東村アキコの漫画を読めば分かるんじゃない?」その助言を素直に受け入れ、最初に手にした『かくかくしかじか』。コレはビンゴ!今でもkindleの中に納められています。
そのあと、のんと菅田将暉の実写映画『海月姫』を経て、たどり着いた『東京たられば娘』の2巻目のあのページ。何となく、若干に、朧げに、何かが見えた気がした作品です。場違いなオジサンではあるのだけれど、アッコ作品は一読の価値アリかな?。僕はスラスラと読めました。職人気質だと自覚のあるオジサンだったら『かくかくしかじか』がオススメです。
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