【猫用語】 寝子(ねこ)

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寝子
猫の雑学

猫が初めて文献に登場するのは平安時代の辞書だと言われています。そこに記された文字は禰古末(ねこま)。「ねこま」の音は、『寝る』を『好む』ことから『ねこま』になった説。もしくは、寝る事を好む小さな獣を意味する『寝小魔』。良く寝る子から転じて寝子(ねこ)など諸説あります。いずれにせよ、今も昔も猫の寝入る姿は愛らしいものです。1日あたり12時間~16時間も寝るのですから筋金入りです。愛猫サヨリの睡眠時間も年々長くなり、猫よりも寝子の文字が似合うようになりました。

ダメになるソファーで眠る猫

時代の流れと共に死語となった寝子の二文字。平成に入り「寝子」が若い世代を中心に広まった背景には、中川翔子のブログ「中川寝子(http://ameblo.jp/matapoko/)」の存在がありました。ブログの紹介文は、「中川家の有名猫・マミタスをはじめ10匹の猫たちの寝子ブログ(^ω^)☆」。インターネットから人気アイドルが執筆するブログだけに告知力は絶大でした。

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後に、中川翔子は『鬼太郎夜話』およびアニメ『墓場鬼太郎』の寝子役として抜擢されます。役所は鬼太郎のクラスメイトにして初恋の相手。かの猫娘とは別の存在で純粋な人間です。ネズミをみると野生化する特異体質の持ち主。後に鬼太郎のガールフレンドとなります。そして訪れる悲恋の物語は別の機会で。

鼠子待(ネコマ)・寝子獣(ネコマ)・鼠好(ネコ)…。未だ猫の語源は様々で現在のところ不明です。ですが「諸説あり」の方がミステリアスな猫らしいとも言えるでしょう。世の中には分からない方がよい事もあるのですから。カランコロン…。

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