大晦日のランチライム。今年最後のお昼ご飯に刺激物が欲しくなった。刺激つったら激辛だ。激辛つったらココイチですよ。連想ゲームから得た回答はカレーだった。4辛行くか、5辛で勝負か、そう考えながらカレーハウスcoco壱番屋へ行くと店が閉まっていた。ちなみに元旦のココイチも閉店だった。
───無いと思うと欲しくなる
これ本能。
僕はカレーハウスcoco壱番屋をあっさりと捨て、すき家のカレーを思い出した。あ、、、すき家で新しいカレーメニューが出てた気がする、骨付き鶏が乗ってた気がする。
───カレーが全然新しい。
と書かれた垂れ幕が目に飛び込む。カレーの上には骨付きチキン。笑顔でスプーンを口へ運ぶ女性の美しい横顔。この人、誰?。垂れ幕を凝視して膝を叩く。ほら、ほら、あの人、あの人、アンなんちゃらの子。
瞬時に名前が出て来ないのも老人アルアル。
───石原さとみだった
すき家の ファイヤーチキンカレー (730円/994 kcal)
───2021年12月31日は金曜日であり友引でもあった
そして、海上自衛隊の金曜日はカレーの日。カレーを食べる動機としては十分だった。ブログの投稿日も金曜日に合わせようと決めた。なのに、店まで出向いたココイチは休み。それは、すき家へ行けという、ブログの神様の思し召しだったのかも知れない。ポジティブ思考で入店する。
───すき家ほぼ満席だった
けれど、一席だけ空いていた、ラッキーだった。
スプーンでほろほろほぐせるほどやわかいチキンをトッピングした『ほろほろチキンカレー(並盛680円/952 kcal )』が僕のお目当て。しかしメニューを見て状況が変わる。
ガーリックと唐辛子を合わせた特製フレークをかけた『ファイヤーチキンカレー(730円/994 kcal) 』。濃厚な味わいを楽しめるとろ〜りチーズの『チーズチキンカレー(並盛800円/1,130 kcal) 』で少し悩む。王道で行くべきか、スピンオフで行くべきか…しばし悩む。
───やっぱり、カレーは辛くなきゃ!
僕は端末から、ファイヤーチキンカレー(730円/994 kcal) を注文した。さすがはすき家、カレーを仕上げる速度も早かった。
ほろほろチキンカレーとの差はガーリック&唐辛子の特製フレークの有りと無し。特性フレークを避けて食べれば、ほろほろチキンカレーの味も確認できる。チキンにスプーンを差し込むと肉がほろほろとほぐれる。
───謳い文句に嘘はなかった。
かつて、一度だけすき家のカレーを食べた経験がある。10年ほど前の話だ。その時の感想は『甘い』だった。カレーの王子さまの味がした。甘いカレーは苦手。そのトラウマから、すき家では朝食メニューと牛丼&豚汁がメインだったのだけれど、今回のカレーは当時のカレーと比較にならない程、ルーの味が変わっていた。
───大人から子供まで万人受けする味だった
つまり、美味しいカレーだ。
しかし、僕のような辛口大好きの味音痴には刺激が足りない。ファイヤーチキンカレーにしたのは正解だ。ピリピリとミツバチが差すような舌への刺激が心地いい。ほぐしたチキンも柔らかくて良い感じ。この味なら食欲なくてもペロリだわ。実際、ペロリと食べたのだけれど、テイクアウトにしなかった事を後悔している。
───その理由は目移り
正面に居座るタッチパネルに視覚が奪われるのだ。カレーを食べつつ、用も無いのにタッチパネルのメニューに目を通す。この空間を僕の脳が牛丼屋として認識しているだけに質が悪い。
───牛丼屋でカレーを食べている事への違和感
条件反射的に牛丼に目が行き、牛すき鍋定食へと興味が移る。やっぱ牛でしょ?。カレーを食べながら牛すき鍋が食べたくなった。そうなると牛肉に目移りしてチキンに集中が出来ない。大晦日のせわしさと、牛すき鍋の誘惑とが相まって、カレーへの集中力が維持できない。このままでは終われない。100%で味わいたい。
───やっぱり、納得いかない
近いうちにテイクアウトして再チャレンジしよう。
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