カツカレーを最初にメニューに加えたのは、東京の銀座7丁目にある老舗「グリルスイス」である。誕生のきっかけは、『カレーライスにカツレツを乗っけてくれ!』巨人軍選手のむちゃぶりから幕を開けた。それは、1948年(昭和23年)の出来事。
カツカレー誕生のエピソードは
「グリルスイス」のホームページに記載されているよ
ココイチでお世話になっているから調べてみたよ
カレーハウスcoco壱番屋、ゴーゴーカレー、ほっともっとでカツカレー。僕が当たり前のように注文しているカツカレー。それも、このわがまま無しでは実現されなかったのかも知れません。カツカレーを世に広めた「グリルスイス」のページを今日は読み解いてみたいと思います。
日本初で初めてカツカレーを食べたのは巨人軍の千葉茂選手だった
今ではトッピングは普通ですが、当時、カレーライスに何かを乗せる発想は無かったのです。ましてカツレツを乗せるなんて、想像をはるかに絶していました。それをいとも簡単にペロリとたいらげ、あるときは二皿も食べられることもありました。千葉茂氏はカレーライスとカツレツは大好物、そしてカツレツは勝負に勝つ(カツ)と言う、験(げん)を担ぎ、試合前によく食べられていました。
銀座スイス「千葉さんとカツカレー」より引用
太平洋戦争終戦から3年後。1948年(昭和23年)。銀座テーラーの店主が巨人軍選手らへ紹介したお店がグリルスイス(現 銀座スイス)である。そこで、カレー好きなら是非とも覚えておきたい名言が飛び出した。声を発したのは、巨人軍の千葉茂選手である。ポジションは二塁手。
カレーライスにカツレツを乗っけてくれ!
この豪快な言葉から連想される巨人軍選手。僕には巨人の星の伴宙太しか思い浮かばなかった。気になって調べてみると、Wikipediaで写真を見る事が出来た。イメージどおりの選手だった。愛称は「猛牛」。正義超人バッファローマンだ。ちなみに、Wikipediaでも千葉選手のカツカレー伝説は記載されています。
千葉 茂(ちば しげる、1919年5月10日 – 2002年12月9日)は、愛媛県西条市出身の元プロ野球選手(内野手)・コーチ・監督、解説者・評論家。愛称は「猛牛」。日本プロ野球における戦前から両リーグ分立後にかけての代表的な二塁手で、1947年から7年連続でベストナインを受賞、通算7回の受賞は高木守道と並んで二塁手として史上最多。
Wikipedia「千葉茂 (野球)」より引用
現在ならトッピングは当たり前だけれど、80年代後半まで、トッピングと言われれば、うどんに乗せる天ぷらし以外の発想は皆無だった。それよりも遥か昔。銀行員の初任給が3000円の時代。カレーもカツレツも超高級メニュー。単体で十分に主役級だったでしょう。今なら、
フォアグラの上にキャビアを乗っけてくれ!
という例えが適切なのでしょうか?。当時としてはぶっ飛んだカレーの上にカツレツを乗せる発想は、後にカツレツカレーという名でグリルスイスのメニューに加わる事になるります。当時の価格は180円。カレーライスは130円。千葉さんとカツカレーでは当時のメニューの画像を見る事が出来ます。
みんなに愛され続けたメニュー
カレー好きの僕としては、
一度、食べてみたいカレーです
豪快な千葉選手の大好きだったカツカレー。現在では『千葉さんのカツカレー』という名称で、銀座スイスのメニューを飾っています。
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