トントン…。
「ん?。お父さん、お客さんですよ。ボクが事務局に来ているのに、来客の予定があったのですか?。」
「そうそう、せっかくの七夕飾りだから、ゲストを呼んでおいたんだよ。」
「まっ、まさか!!。進撃のビチクソ丸。」
「そんな事より、サヨリちゃん。この子、またデカくなったとは思わないかい?。サヨリちゃんとサイズ的に変わらんように思うのだけれども。」
「い…いや、いや、デカくなった事実は認めますが、どうして、この場にワンコが来たのでしょうか?。」
「ん?。せっかく七夕飾り作ったから、ブログネタに使えるだろうと思ってね。インターネットは団体戦。協力はし合わないといけないと思うんだ。サヨリちゃんがここまで来れたのだって、いろんな人たちの協力があったからなんだよ。」
「お父さんの言い分はごもっともだと思います。ボクもその件について否定はしません。ですが、ボクは本能レベルでワンコはNGなんですよ。ボクの中の巨人が目を覚ます前にお引き取り願いたいのです。ボクがボクでいられるうちに。」
「何か、ヒーロー映画の主人公みたいな言い回し、僕は嫌いじゃないよ、ハルク。まぁ、いいわ。写真撮影してって。サイズも合いそうだから、リアン君は浴衣コスプレもやっても良いよ。」

「あら、似合うじゃない、リアン君。サイズもピッタリやね。ブログのアクセス上がると良いね。なぁ、サヨリちゃん。」

「ボクはあの止まらなさが怖いんですよ。写真もブレるほど止まらないところが苦手なんですよ。そもそも、ボクがお父さん以外が苦手なの、知っているじゃ無いですか?。」
「そうだっけ。」
「そうですよ、TPOに合わせて人間にはサービスをしますけれど、自分の心はひとつです。」
「何かうれしい事、言ってくれるじゃん。泣けて来るよぉ、サヨリちゃん。」

「それはそうと、黒いの、くつろいでますね。」
「くつろいじゃった。」
「くつろいじゃった。」
「超くつろいじゃってる。」
「鬼くつろいじゃってる。」

「だ・か・ら、ボクの中の魔物がぁーーーー。」
「うわぁ、サヨちゃん責められてるなぁ。一直線に責められてるわ。あっ、サヨリちゃん、テレビの裏に移動したわ。しばらく、そこでおとなしく待ってなさい。」
「そうさせていただきますよ、お父さん。ニンニン♪。」

「それはそうと、サヨリちゃんは何やっているの?。」
「監視です。家政婦は見たスタイルでの監視です。」
「そっか、撮影も終わったから、もう帰るってよ。」

「それはありがたい事ですけれど、まだ3回目なのになじみ方が半端ないじゃないですか?。ボクはテレビの裏に身を潜めているというのに。」
「そんな事言わないで、きちんとバイバイしなさいよ、サヨリちゃん。」

「バイバーイ。」

「帰っちゃったね。」
「そうですね。」
「ところで、どうしてキミはそこで寝てるのかな。」
「さっき、リアン君を抱っこしたり遊んでいたりしていましたよね。ボクは不愉快です。だから今日は、お父さんの邪魔をします。」
「それは別に構わないのだけれど、夜に写真撮影させてね。」

「起きてから考えます。」
「好きなだけ寝てくださいな。お父さんは諦めました。PC作業は夜からにしますから。」
「はい、おやすみなさーーーい。」

「どんだけフリースタイルで寝てるんや!!!。」

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