やっぱり凄かった!ワークマンの涼しいシャツの一年後

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ワークマン ZERO DRY -5℃
お買い物・レビュー

――汗が足りない。

 桃畑での作業は暑さとの戦いである。小さな戦いと小さな希望を積み重ね、一個づつ桃の実に袋をかぶせる単純作業。その日々の中、思い出したように我思う――汗が足りない。

 だってそうでしょう?、つなぎ服の中には長袖のシャツ。ピチピチじゃなくてゆとりがある方。その上からヤッケを着込み、頭部にはフェイスマスクとゴーグルで、手のひらを包む手袋はお約束。完全防備で細くて白い桃の毛から身を守る。そうしなければ体が痒くなって後が困る。ブツブツが出るからアレルギーか何かなのだろう。これくらいの防備くらいでちょうど良い。

 それなのに、どう見ても暑苦しい見てくれなのに――汗が足りない。非常用に持参した水すらもが無くならない。もしかして、これが老化?。熱中症に気づけない体になった?。そんな不安が頭を過る。歳を取ると暑さに疎くなるという。そうなれば、熱中症のリスクが高まる。髪は切ってないのだけれど、夏の扉はすぐそこに。僕は自分の立ち位置を知るべく、インナーをワークマンからユニクロに切り替えた。原因があるとすればそこしか無い。

――これで汗が出なければ病院へ行こ、嫌だけど……。

 どんなにワークマンのZERO DRY ー5℃が有能だとしても、ここまで汗が出ない筈がない。そんな柔な環境で僕は動いてないのだから。疑うべきは体質の変化の方である。

 今日は曇り空。体感温度もかなり低め。多少の暑さがあったとしても、作業環境的には大丈夫である。軽く汗ばめばそれでよし。肩慣らしならぬ汗慣らし。そんなぶらり散歩気分の筈であった。いつものように作業の準備を整える。整えた途端に吹き出す汗。知ってる、それ、嘘でしょ?。嘘じゃなかった。吹き出す汗でパンツまでもがビジョビジョで、今日もサヨリは元気です。

――何これ凄い、ワークマン。

 今年は忙しくて、桃の畑には半日しか出られない。二時間おきのコーヒーブレイクが間に合わない。途中で給水が必要になった。シャバはやっぱ暑いのな。でも、久々のサウナ気分も悪くない。存分に汗を流すと、体の中の悪いものが出たようで爽快だった。時間を追うごとに僕の体調がグングンと良くなる。体は正直である。いつもそう、いつだってそう。サウナ好きな僕は、汗を出し切るとさっぱりする。今、恐ろしく体調が良いのだ。ビールが飲めたら最高なのだろうけれど、それが味わえないのが残念である。だから、ポカリを飲んでご機嫌さん(笑)。

 汗が出ない原因を自らの老化を疑った。けどそうじゃない。それが嬉しい。たまたま、ZERO DRY ー5℃の性能が良すぎただけであった。性能が良すぎるのも考えもので適度に汗を出した方が、僕の体が楽なのも理解できた。

 だから、気温と、天候と、体調とを考慮しながら、ワークマンとユニクロのインナーを切り替えようと思う。涼しいだけが良いというワケじゃない。野菜も人体も適度にイジメて置かないと弱くなるのだから。

 夏はすぐそこで、暑さもコレから。明日は採り残した男爵芋を全部収穫しようと思う。初採ったズッキーニも今日見ると凄い事になっていた。こっちも収穫しておかないとデス(笑)。

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