お前は一体なんなんだ？
台風６号の進路予想図が、僕の予測の斜め上。えぇーっ、そこ？ なにこの直角？ こんな予想図見たことねぇ～わ。マンガのような予想図に、今日もサヨリは元気です。
この台風６号。その名をカーヌンと呼ぶのだけれど、この子、結構なのんびりやさんで、相当な気まぐれやさん。ヤフーの台風予報によると、僕の地域への何となく接近が８日（火）１５時で、めっちゃ接近が翌日９日（水）１５時らしい。
大分さんと愛媛さんとの間を抜けるコースをたどれば、台風の中心から香川までの距離はある。けれど、進路予想は水曜までで、それ以降のコースが未定。つまり、北へは登らず、そんなぶらり散歩気分でクイッと東へ向きを変えれば、僕の家に向かって直撃コース。そんな木曜日だってあり得るのだ。来週は気が抜けない。
去年は台風来なかった。だから、自家栽培を始めて最初の台風が、このカーヌンとなるのだろう。地震と同じ、自然災害なのだから心配しても始まらない。来るものは来る。貞子がクルよりマシである。
とは言え、台風への備えはしてないと。僕は用意周到な男なのだ。「台風来るから明日は休むぜぃ！」この随分な宣言で、僕を咎める者はいなかった。常日頃の野菜配りが根回しになったのだ。だから、明日は大手を振って畑に行っちゃう。晴れてる間にやっちゃいます（笑）
やるべき作業は大きくふたつ。
先ずは、よつぼし苺の防衛である。今の状態を風で飛ばぬよう補強する。たとえ畑が全滅したとて、よつぼしだけは死守する意気込み。だってそうでしょう？ 一度朽ち果て不死鳥のように蘇った苺なのだ。そう易々と二度も死なせはしない。願いの実るよつぼしは、僕の畑の絶対防衛ラインである。
そしてもうひとつ。
それが畑の清掃なのである。ペットボトルや紙くずなどの、風で飛びそうな物体は、全て固めて重しを乗せる。せっせと作ったＰＳＢのペットボトル。それも重しの代わりになるだろう。ご近所さまへ迷惑を掛けてはいけない。礼儀と筋を通さなければ、田舎で畑をやってけない。明日の作業は以上で終了。
これだけやったら、水やり以外でもう行かない。雨が降り始めたら畑は放置なのである。
よくあるじゃん？ 台風で畑や海が心配になって、おじいちゃんが見に行ったら帰ってこないって。人間だもの自然の力にゃ勝てないよ。心配しても始まらない。それでも、ひろゆきが論破される瞬間くらい、畑の様子を覗きたくもなるのだろう。そこはグッと気持ちを押さえて、ブログのひとつでも書きながら、台風コロッケでも食べながら、台風が過ぎ去るのを待とうと思う。災害時には動かぬが吉なのだから。
皆様の地域でも台風の被害が出ませぬよう、心より願っております。
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