ダイソーの強粘着ふせんで高齢者の記憶をサポート

ダイソー 強粘着ふせん
木曜日(雑談)

───木曜日は雑談の日。

 あれ……何だっけ?

 記憶のペンより頭の中の消しゴムが勝る。それは、今始まったことではないけど、電動か? ってくらい消しゴムの性能が上がれば、文字書きとしては致命的だ。思い出す時間と労力が半端なくて、今日もサヨリは元気です(笑)

 スケッチブックやノートを使って、とっさのヒラメキを書き残す。だったら、スマホがあるでしょ? パソコンとか……。そんなの出してる暇がないのだ。だって、そうでしょ? 一瞬でも気を抜くと、アイディアは忘却の彼方へ秒で消し飛んでしまうのだ。最悪なことに、スケッチブックやノートを取り出す間に忘れてしまうのだから。何処だっけ? カバン、カバン……それを探すひと手間が加わると想像しただけで……おぞましい。

 思い付いたらすぐに書く。それを実現する方法がひとつある……書いてペタリの付箋である。外出時、付箋とペンを僕は常に持ち歩くことを義務付けた。嫌でも目に入る場所に配備して、室内の付箋は常にスタンバイ状態にある。今の僕には、書き残すことが重要だから。付箋に書き残しながら我思う……若い頃、もっと勉強しておきゃよかったと(汗)

 この方法が、今の僕にはバッチグーなようである。これまでならば、付箋に書いてノートにペタリなのだけれど、それよりも画期的方法を思い付く───壁とかに貼ればいい。もうね、壁がお母さんの冷蔵庫。小学校から持ち帰ったプリントを、磁石で冷蔵庫に貼り付けるように、付箋にメモして壁に貼る。この最大の利点は、公衆便所の落書きでも読むかのように、何度も読み返せることである。

 仕事の後、飯の後、ブログや小説を書いた後。この年になると、ボーッとフリーズする時間も必要なのだ。持久力の衰えに気力が勝てる気がしない。とはいえ、壁に貼り付けた付箋をボーッと眺めているだけで、新たなアイディアが浮かぶこともある。それよりも、思い付いた言葉を何度も目に入れて記憶もできる。

 あれだ……記憶を網膜に焼付けました! って、その気になっても、必要な時に思い出せない。だから何度も記憶をやり直す。頭の中に染み込むまでは。たぶん、付け焼き刃で覚えた言葉は適材適所に配置できない。仕事道具も単語でも、普段から使い慣れていなければ、いざという時に役に立たない。でも、覚えられない……つーことで、大活躍中の付箋である。

 ようやく、事務所の付箋を使い切った。7.5センチ✕7.5センチ。300枚で110円のヤツ。誰もが選ぶであろうタイプだけれど、時間が経つと壁に貼った付箋が落ちてしまう。これがとてもストレスなのだ。貼った直後に落ちればイラッともする。それを何度も拾うのも面倒だ。だから次は〝強粘着タイプふせん(上部画像)〟を狙っていたのだ。枚数換算で3倍くらい高値であるけど、ストレス解消に一役買ってくれるだろう。ブログのアイディアは、記事を書いてしまえばそれで終わり。付箋はそのままゴミ箱へ。けれど、小説執筆は長丁場である。貼った付箋は、書き終えるまで頑張ってもらわないと困るのだ(汗)

 この困ったボケ現象対策として、僕はもうひとつの策を講じた。パレットすのこで本棚である。これについては、火曜日のレビュー記事で書こうと思う。なにはともあれ執筆体制は万全なのだが、事務所に他人様を入れられない。あちこちに、無数に貼られた付箋に書かれた謎の言葉。そんなのを見たら……ちょっとしたサイコ部屋だもの。でか、いちいち説明するのが面倒だ(汗)

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