腹は減っているくらいが丁度いい(笑)

小説の話
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 2024年1月30日。

 朝から何も食べてない。どうしようかと考えたけれど、妙に体調がよいので夕方からも仕事を続行。

───ワンオペの単純作業だから問題なし。

 飯は終わってから食べればよいし、今食べたら眠くなる。しばらくすると、グーグー鳴ってた腹の虫も静かになって、今日もサヨリは元気です(笑)

 午後4時から午後9時までの5時間、音もない小さな缶づめ空間で作業をこなす。やるべき作業は手が覚えてる。脳が暇なのものだから、頭の中で作文しながらゾーンに入る時を待つ。

───キター!!!!

 こうなると、止めてはいけない。今、頭に浮かんでいるのは、新しい小説のプロットだから。この機を逃してなるもんかい(笑)

 物語の設定なんて、作者の中にあるものでしか作れない。医者にもなれないし、弁護士にもなれない。警察官にもなれなければ、アーニャのちちにもなれやしない。僕は、手駒の少ない人間だ。だから、ブログのことしか思いつかない。

───そう、取っ掛かりはブログから。

 無名のブロガーが小説を書き始める物語。邂逅ブログ王と大枠のプロットは同じである。手を変え品を変えての変化球。芸のないやっちゃなぁ……そう思いながらも、結局、恋愛小説だって、官能小説だって、ホラーだって、コナン君だって、やってることは同じである。何を、どうやって、どう終わらせるだけだと割り切っている。絵空事の思考実験はショート・ショートに任せよう───ない物ねだりは時間の無駄だ。

 小説は書くけれど、僕は小説家の仕事を知らない。今回のプロットでは、登場人物が成人済みである。だからこれまでの高校生のようには書けない。担当者と呼ばれる職業の知識が必要だった。普通はね、小説家にならないと、決して交われない業種の人だ。

 すると、友人がにこりと笑う。

───そっか、わかった。全力で僕は頼るよ、今度も!(汗)

 作業中、僕の体調も頭の具合も万全だった。頭の中を相棒に伝えるにはプロットが必要だ。頭の中でストーリーを考える。ラストシーンまで、モチのロン♪

 いつもそう、いつだってそう。何日も考えて、げろ吐いて、まとめるのは1時間。後はテキストに起こすだけ。だた、忘れないうちに書いてしまうのが鉄則だ。ゾーンから抜けると記憶も一緒に消えてしまう。枯れた頭はニワトリと同じだ。三歩で記憶は消し飛んでしまうのだ(汗)

 仕事を終えて、僕はキーボードを走らせた。おい、どうしたよ? 速いじゃん(笑) 1700文字ほどにまとめ終えるのに30分。読み直して40分。サクッとメールを飛ばしてお茶を飲む。

───勢いで書いたけれど、これ、面白いか?

 これも毎度の話である。ただ今回は、ラブコメだから気楽に書ける。前回よりも楽しんで書けると思った。メールを飛ばした2時間後、相棒から返信が入った。

───これまた、面白そうなプロットですね。思う存分に書いたらいいと思いますよ(笑)

 賽は投げられた。取りあえず書いてみよう。小説の題名は〝ゾンビ姫(仮)〟ブログ王の飛川三縁ひかわ さより旅乃琴里たびの ことりもちょっと出そう。すべてはブログ王の世界と繋がっているのだから。

 何が言いたいのかというと、腹は減っているくらいが丁度いい(笑)

コメント

  1. 枯れた頭はニワトリ
    ほんとにそう。
    3歩覚えてたらいいほうですw

    • ねぇ~、何でだろう?
      俺って天才? って思った数秒後には、あれ何だっけ?ってなってる(汗)

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