育ちが悪いネギとニラのお引越し

畑の話
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───今日の仕事はネギとニラ!

 いつだっけ? そうそう、去年の9月の半ばだっけ? 万能ネギとニラの種をまいたのは。でも、思ったように発芽もせずに3月になってやる気を見せた。でも……何かが違う。僕のイメージとはまるで違う。僕にとって、ネギもニラも雑草扱い。放っておいてもバンバン育つ。カカロットやベジータくらい強い子のはずなのに……。だが、今年こそ! 土を変えて仕切りなおそう。金曜日、ネギとニラとを引っ越しさせて、今日もサヨリは元気です(笑)

 刻みネギはうどんの相棒、餃子にニラは欠かせない。讃岐での利用頻度は、双方ともすこぶる高い。今までそれらの育ちが悪い。それがとても不思議だった。なんでなん?! あだち先生くらい〝陽あたり良好〟で育てたのにさ。応援が足りないんじゃね? 勇作君。かすみちゃんもそこそこに、うちのネギニラコンビも、フレー!フレー!してほしいのだけれど?……これが分かるアナタ、そりゃもうお友達です(汗)

───引っ越しじゃい!

 そんな愚痴をこぼしながら、一本、一本、植えなおす。ネギは〝あぜ波〟で囲いを作り、ニラは〝穴の空いたバケツ〟を使った。土は、必殺!もみ殻堆肥。この土なら誰にも負けない。

 てか、今年はその土を主軸に畝を作った。あの土は未知の可能性を秘めている。だから、去年の夏から狙っていたのだ。目に見えぬパワーみたいなものを、あの堆肥は秘めているはず。そんな気がしていたから、去年の秋からコツコツ運んでいたのだ。この作戦が成功すれば、二ヶ月後にはウハウハラッシュに入るのだけれど。それが現実になれば、来年からの指針も決まる。これ、地味に重要なミッションなのです(笑)

───そして、気になる土荒らし!

 控えめに言っても、僕の畑のミミズが多い。ミミズパラダイスここにあり! ってな感じである。何処を掘ってもミミズと出会う。その憂いヤツを狙うのがモグラである。

 畝の中に謎の横穴を発見してから、常々気になっていたモグラ対策も試みよう。モグラは焦げ臭い香りが嫌いだそうだ。そして、モグラの嗅覚はとても鋭い。その習性を利用した方法が、土の中に炭を埋めること。野焼きが最も効果的だそうなのだが、それはちょっと無謀である。だから、近くのBBQ場で炭をもらって埋めてみる。完全無料だからやる価値あり。何もしないより、少しはマシになるだろう。最高の嫌がらせに期待を込めて(笑)

 今年で畑も三年目。過去二度の経験を生かして満足する結果を得られるか? まいた種は全て芽吹いた。苗からよりもロースタートになるのだけれど、自然の流れに任せてみよう。だから、できない理由が見つからない。たぶん、去年よりも順調だと思う。

 これで、オートメーションの準備が整った。これからは、水やりと追肥だけで育つはず? にしても……この雑草たちである。僕の描いたシナリオどおりに事は進んでいるのだが、この夏の草刈りが大変そうな予感がムンムンしている。

───よかよか。それはそれで楽しかねぇ~。

 友人だったら、こう言うのかな? それじゃぁ、この夏も楽しみましょう(笑)

コメント

  1. 自家栽培ですからぼちぼちやります。もぐたん、可愛い響きです。親戚の方も可愛らしい人なのでしょうね(笑)

  2. ミミズパラダイス? それは、かなり多そう…。確か、15年以上も前の話ですが、親戚が畑のミミズを見ていると言っていたことを思い出しました。痩せた畑に堆肥とか有機物を入れるとミミズが増えていって、土作りが進んでいくと減っていくとか(ミミズのエサになるものが減っていく、有機物が分解されていくかららしい)ミミズが多いというのは、まだ分解されていない有機物が多いということで、カビの菌なども発生しやすくなることもあるとか、未分解の有機物、腐敗した有機物が多いとシマミミズ(ミミズコンポストになるミミズ)が多いとか。それでミミズの種類や量を見て、ミミズが多くてモグラが来るくらいなら、堆肥、有機物を追加しないで様子を見ると言っていました。かなり前に聞いた話なので、全て覚えてはいないし正しいかわからないけれど、ミミズの種類を見てみるのもいいかもしれません。(たまに親戚はミミズを見て「なんか気持ち悪くなってきた…」と言って顔色が悪くなっている時もありましたけれどね)

    • そうですね(汗)
      元々、ミミズが皆無だった畑に雑草を積み重ねて土を作っているので、発展途上中なのでしょうね。土づくりを5年計画で実行しているので、ようやく半分というところです。急激に変化させるのは危険が伴いますから、あと2年でカタチになるかな? とか思いながら3年目が始まります(笑) でも、モグラは想定にありませんでした。モグラにミミズを食われると分解が遅れるので、色々と試しているところです。

      • 確かに、試して結果を見て覚えていくのでしょうね。親戚はモグラを「もぐたん」と呼んでいたことは鮮明に覚えていますが、モグラが何年目に来たのかは聞いてなかったです。今更だけど、もっと詳しく聞いておけばよかったです。

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