───コメント欄、、、開くか。
開かずの扉だったコメント欄。
それを表示させる事にしたのだけれど、どうやっても開かずの扉が開かない。呪文か?、アラジンみたく開けゴマとか必用なのか?。ワードプレス設定の「コメントを表示する」を押しても押してもビクともしない。
───根本的な何かが違う。
それは、キャロライナ・リーパーとキャロライン洋子くらい違う気がする。冷蔵庫から胡瓜を1本、ひと口かじって天を仰ぐ。そっか、そっか、自分がバカなの忘れてた。本丸の設定からもそうだけれど、Cocoon設定からも変えて差し上げなければ。Cocoon設定タブの「投稿」と「固定ページ」の中にもコメント設定があったはず。
───スイッチ、オン!。
ワン、ツー、スリー、でチェインジしない。ジローどうした、どうしたジロー。コメント欄が開かない。何かを見落としている、何を見逃してる?。いつもそう、いつだってそう。見えるものすら見えない状態。今は一種の思考停止、狭い視野では何も見えない。問題解決の糸口は、いつだって自分の足下にあるのだから。
───スイッチ、オフ!。
こんな時こそ、一度離れろ。
チェアから立ち上がり、二本目の胡瓜に手を伸ばすと、愛猫サヨリと目が合った。お前、モフモフしちゃうぞ。サヨリにとっては、迷惑先晩で言語道断。けれどモフモフタイムは極上の気分転換なのだ。ゆるせ、サヨリ。
後でちゅーるをあげるから。
───あ”。
モフモフタイムが佳境に入る頃、ひとつの可能性が頭に浮かんだ。ディスカッションの項目が、投稿画面にもあった筈。最新の記事を確認すると、「コメントを許可」へのチェックが空白。三度目の正直とばかりに項目にチェックを入れると、おめでとうございます。
───ありがとうございます。
何事も無かったかのようにコメント欄が出現した。小さくガッツポーズ。日曜日の出来事である。
難易度は低いけれど、この感覚はBBSを設置していた頃と同じだった。BBSとは掲示板の事であり、自分好みの掲示板が欲しければ、無料CGIプログラムをサーバーに設置する必用があった。
細かい話はハショるけれど、それをこぞって全世界の同胞たちが設置する。そんな時代がかつてあった。それはブログシステムが世に出るまで続く事になる。
───BBSも今は空蝉。
設置出来た、表示しない。今度はイケる?、いや出来ない、文字は出たけれどアイコン出ない!。試行錯誤を繰り返す。そうやって、僕らはホームページに華を咲かせた。当時はググるなんて言葉もなく、わずかな情報で謎解きに挑んだ。
───何もかも…みな懐かしい。
コメント欄の投稿テストと返信テストも無事に終わり、今日からコメント欄が開店です。
コメント欄の解放に若干の勇気が必用だった。けれど、ここは弱小ブログ。天地がひっくり返っても、「ヒューストン、トラブル発生だ!」的な事態にさえなりはしないだろう。
そんなコメント欄の解放は何年も前から考えていた。けれど、それが出来ない事情があった。スパムとか、アンチとか、いたずらへの懸念ではない。もっと根深い大人の事情。それはある意味、全てのブロガーたちが抱える闇である。一度入ると抜けられぬ底なしの沼。それについては、近いうちに書こうと思う。
コメント
お馬鹿だし、ブログも書いて無い私には、ブロガーさん達の抱える闇も、黎明期の苦労も、難しい事は何もわからないけど、コメント欄の解放って、昭和時代のごく普通の小学生が、皆に通知表を開示っていう以上のレベル?それなら、ムリ、ムリって、私の頭でも、わかる気がします。
こんにちは
コメント欄を解放すると何を書かれるか分からない恐怖があります。
「オモロない」とか「ブログやめろ」とか…それが一番大きいところです。
それが元でコメントを閉じたりブログ閉鎖する人たちも少なからず存在します。
あと広告の関係上、NGワードとかにも神経を使う一面があって、
中々どうして、開きたくても開けない状態でした
イメージ的には玄関のドアを開けっ放しって感じですかね?。