まさに修羅の時間割!小説だけで喰ってる人は、喰わずに小説を書いていた

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Kindleの邪魔をする猫
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───月刊連載8本、一日原稿用紙25枚。つまり、ノルマは毎日1万文字

それは偶然YouTubeオススメに表示された一本の動画。謎の動画に謎の叱咤激励を受けるとは夢にも思わなかった。絶対見られてる、絶対勘づかれてる、Googleに僕の行動が予測されてる。そんな気分にさえなってしまう。

だってそうでしょう?、日々の業務に追われ、ブログ記事のストックが切れ、それでも足掻き、記事を繋ぎ、それでも更新が止まる寸前。そんな瀬戸際で崖っぷちのタイミングでこの動画を薦めるのかい?。それは罠、きっと罠。

初めまして有隣堂様。

僕だってバカじゃ無い。アレでしょ?、何かの情報商材の人でしょ。簡単にお金儲けが出来て、小説家になろう的なヤツでしょ?。騙されないから、大丈夫です、間に合ってます。それよりも明日の記事を書かないとです。寝る時間が無くなるから。

───抵抗しながらも脳は正直

導かれるように、約10分間の動画をついつい見てしまう。否、魅せられたと言うべきか。好奇心がそうさせた。職業作家の稼ぎよりも時間割に興味を惹かれた。執筆にどれだけの時間集中出来るものなのか。動画を見終えて言葉を失う。小説だけで飯を食っている人は、飯を食わずに小説を書いていた。

動画の題名は、【どんだけ稼いでるの?】職業作家の1日ルーティン〜有隣堂しか知らない世界067〜。内容は、職業作家の24時間密着動画。定点カメラに収まり続ける作家の姿があった。これはアカンやつ。修羅のスケジュールに生命の危険すら感じた。

───いつご飯食べるの?、いつ寝るの?

1日の17時間を執筆に費やし、お昼に2時間の仮眠。残りは映画鑑賞と、音楽と、風呂と、読書。その間、口にしたのはレットブルだけ。命の綱がレットブルって、ストイックにも程がる。職業作家の1日は、人類の三代欲求から最も離れた場所にあった。

───食べなくたって死にませんて

否、普通は死んじゃうって。

どんでん返しの帝王はおちゃめな還暦先生

想像の斜め上の世界で笑う作家。気さくで可愛らしい変人の姿がそこにあった。推理作家、中山七里先生。どんでん返しの帝王と呼ばれ、還暦を迎えたおちゃめさん。その笑顔からは優しい人柄が溢れ出ていた。

代表作は「さよならドビュッシー」、「連続殺人鬼 カエル男」、「おやすみラフマニノフ」ほか多数。昨年劇場公開された「護られなかった者たちへ」の原作者と言った方がピンと来るでしょうか。

───今月の連載は8本

2本ずつ増えていって12本になる予定。ドラクエ12アカウントで同時プレイだって至難の業。それを笑って「自然とそうなります」て。もうね、作家の鏡。優しい笑顔からドMよりの発言が飛び出す。理に適ってるだけに否定出来ない。書く事が好き、読書が好き、映画が好き。全部、ご飯よりも好きという気持ちがビシバシと伝わって来る。

動画が公開されたのは2021年10月5日。なぜ、2022年2月7日でオススメ表示されたのか?。明日の更新は無理かも、もうダメぽなタイミングから観た動画から、「目覚めよ、強き自分」のメッセージを受け取った。

───まさに勇気を貰ったリアルホラー動画

中山先生の笑顔に触発されて記事を書き始める。

今の時刻は午前4時。先生は寝ないけれど、僕は明日もお仕事があるのでお先に失礼致します。最初から完徹が無理なの分かってた。寝たい気持ちがまだ強い。ご飯は抜こうと試みるも、我慢は良くない、やっぱり夜中にラーメン食べた。

満腹感が睡魔を引き寄せはじめる。

───寝る前に本だけ買っておこう

明日やろうは馬鹿野郎。

就寝前に「さよならドビュッシー」をKindleでサクッと購入。布団の中で数ページだけ目を通す。先生が女性作家だと間違われる理由が理解出来た。あの少女達の描写をまさかのまさか。折れそうな心が、俄然、やる気を取り戻す。良き動画、ありがとうございます。

しばらくこれだけで立ってられます。

───何かを書いている全て人にオススメの動画でした

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