割れた素焼きの土管は牛蒡と山芋に使います

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土管
自家菜園
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───指、痛ぇ~。

どうしたのかと思うくらいの冷え込みに、粉雪まで舞い踊り始めた日曜日の午後。僕はスクーターでトロトロと走行していた。だってそうでしょう?、割ったらそこで試合終了。足元の土管に気を遣いながらの安全運転。

とは言え100均の手袋では、この寒さは凌げない。指先が冷たさでジンジンと痺れ始めた。一刻も早く目的を遂げなければ指の爪からエイリアンが生まれる気がした。とっとと終わらせて銭湯へ行こう。

───話は数日前に遡る。

先日、鯒鍋を振る舞ってくれた同級生(以下、鯒鍋くん)の耳元で、僕はポツリとリアルツイートやってみた。

「あのさぁ、どっかないかな?、土管。オレンジ色の素焼きのやつ。ゴボウ植えるのに丁度良くない?、良くなくない?、割れた土管捨ててない?」

そのつぶやきに無料の花言葉を添えて。その翌日、僕のつぶやきは拡散され、炎上し、具現化する事になる。

───あったぞ土管、取りに来い!。

お前、神龍か?。

七つのボールを集めて無いのに、僕のお望み通りのブツが出た。「鯒鍋くんありがとう。ゴボウが出来たらお裾分けるよ」無料の花言葉は僕大好き。カンカンと土管を叩きながらニヤついた。この質感にサイズ感。良い仕事、してますねぇ。

───焼成温度600度。

それは埴輪と同じ焼き加減である。社会の時間に習ったヤツ。もはや土管の形をした埴輪と解釈すれば、その耐久性能がご理解頂ける事だろう。

この土管、いわゆる一生モノである。

最初は5本くらかなと考えていた。そんなにゴボウも要らないし。けれど鯒鍋くんから山芋食べたいという意見が出る。だったら10本、それ以上。定期的に欠損品は出るのだから数に制限は無いとの事。

───つまりは、インフィニティと言う事ですか?。

無限大と捉えて良いのかな?。

ならば話は大きく変わる。ブロガーという人種を舐めてはいけない。幾らでもあるのなら積み上げよっか?。その発想を加えただけなのに、ニヤニヤが止まらないのも不思議です。

段々に積み上げれば、畑にイチゴタワーが出来なくも無い。良い感じの花壇だって作れそう。ブロック感覚で頭の中で土管を重ねて、今日もサヨリは元気です。

───これぞまさしく大人のレゴ。

自由な発想で枯れた想像力が豊かになる気がしています(笑)。

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