真冬の畑に雑草投入

真冬の畑に雑草投入
自家菜園

───1月4日。

もみ殻投入の帰り道。見てはいけないものを見てしまった。後輩の畑でいい感じに枯れた雑草が転がっている。それも大量にである。触ってみると味付けのりくらいパリパリだった。「これは畑の宝石箱や」と頭の中で叫ぶ彦摩呂。ガンガンとシナプスが結合される。エンドルフィンとドーパミン。脳汁ブッシュ〜!、脳内麻薬が止まらない。今、これを使わない理由が見つからない。真冬に雑草ゲットって、ある?。

あー、やる?。えーい!、やれ!。

その場でスマホを取り出し明けましておめでとう。「ところでな、お前んちの畑の雑草、持って行って構わんか?」後輩と言えども仁義は通す。「えーよ、うちの畑、ついでに綺麗にしといてwww」すんなりと要望が通る。「じゃ、土曜日に貰ってくわ」と日時も決めた。すぐさまホームセンターで自立式フゴ袋を準備した。大きな袋は作業効率アップの為である。それ以上でもそれ以下でも無い。このミッション、2時間で決めてやる!。僕は小宇宙コスモを燃やして土曜に挑んだ。

───雨だった。

冷たい雨に心のクロスが一気に剥がれる。曇天を見つめながらため息ひとつ。こりゃ、無理だな。風邪くらいなら十分ひける。天気予報では午後から回復の見込みであった。気象庁を信じよう。迷いに迷って行くだけ行くと雨足が幾分緩くなる。きっと、アテナは僕に味方してくれるはず。気温もそこまで低くない。フゴ袋を持ち込んで濡れた草をせっせと入れる。

いつもそう、いつだってそう。5分も動けば温まる。5回も運べば終わるだろう。そう踏んで作業を始めると雨が上がった。虹は出なくて薄曇り。雨さえ上がれば何とか出来る。名も知らぬ雑草集めは、波打ち際で行うワカメ拾いに少し似ている。フゴ袋一杯ためるのも割と簡単だった。すぐに一袋が出来上がる。あとはコイツを運ぶだけ。

では一発目!。

───げっ、重い。

水を含んだ雑草は想像以上に面倒くさい。でも、入れたものは仕方ない。後輩の畑から僕の畑まで53歩。それは果てしなく遠い53歩であった。大丈夫、僕の腰?。以前にも書いたのだけれど、この畑の土は異常である。所々に生えている雑草たるや野太い茎に大きな葉っぱ。何かの野菜にしか見えない。多分、何かの野菜だろうけれど。それだけでも土のポテンシャルが見てとれる。こっそりと、1センチくらいすき取ってやるか?。

───土ごと持って行きたい気分である。

雑草の移動は見立てどおりの5回で済んで、今日もサヨリは元気です。時間にして小一時間。もう少しあればとも思ったけれど、3月になれば春の雑草が覆い茂るだろう。その時に貰えばそれで良い。次も根こそぎいただきやす。てか、いつになったら自分ちの野菜を植えるの?。何もしなくても十分何でも育ちそうなのに。この場所はイノシシ多発地帯であるが故に、やりたくない気持ちが分からなくも無いけれど。

んしょ、んしょ…。

運ぶたびに雑草マルチを敷き詰める。徐々に畑が雑草で埋め尽くされる。真冬に雑草、この想定が無かっただけに達成感と自己満足と棚ぼた感が半端ない。最後の仕上げは余った米ぬか、ザザッと振り撒き作業終了。余は満足じゃ。

やるだけやった自負はある。だからしばらく畑の土は弄らない。2月は寝かせて勝負は3月。もう歳だもの、あっという間に春が来る。加速する時の流れが止まらない。悲しい現実は楽しみに変えよう。土は足元に広がる大宇宙、期待無くして何がある?。

さて、次は何を植えてやろうかのう(笑)。

コメント

  1. お疲れ様でした。見た目以上、それ以上の重さ。その後、腰は大丈夫ですか?。それにしても土曜日。今日、畑に草をあげるなんて‥。ほんと、気が利いてるわぁ~(笑)。1月7日土曜日、七草粥を食べて無病息災を願う日に草って。そりゃもう、何を植えても病気知らずの元気な作物が育つでしょう!。あ、聖闘士星矢、懐かしいな(笑)

    • 茶熊さん、こんばんは。腰は全然大丈夫でした。コメント読んで気付きましたが、昨日は七草粥の日でしたね。気付いていたらタイトルと記事にに盛り込めたのに…。まぁ、作業が終わったのでヨシとします。聖闘士星矢の例えがわかってもえて良かったです(笑)。

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