落ち葉と雑草のオートメーション出来ました

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落ち葉と猫
自家菜園

倉庫の片隅に広げられた落ち葉の前での出来事。仕事で引き取った落ち葉を乾かしているところだと言う。

───もろてやろか?、それ。

僕の指さす向こう側、喜ぶ社長の笑顔があった。どうせ捨てる、捨てるには金が要る、貰ってくれるならこりゃ幸い。さぁ、さぁ、さぁ。持って帰ってちょうだいな。そんな目をして嘘のつけない人である。

美装屋さんのお仕事は建物のクリーニングだけではない。草抜きや草刈りも業務のひとつ。もちろんお金を支払って。処分も宿命、そう言う事です。

───だから声を掛けてみた。

小さな現場でもミニバン3車。雑草の処分に6千円くらい掛かるのだとか。それに加えてガソリン代と人件費。地味に痛い出費である。

ならば僕が引き受けましょう。

この場所から畑までの距離、僅か8分。時間も短縮されてしかもタダ。その提案に手を打たない意味を僕は知らない。当然のように網に掛かる。網に掛けたというべきか。細い目が更に細くなる。

───今から持って行こか?。

ここからが本題である。畑の辞書に終わりの文字は無い。これからずっと、オート化させねば意味が無い。爺が爺に交渉開始の狼煙を上げた。目標は宇多田くらいのオートマチック。

───袋は僕が提供するから。

袋は畑に山ほどあるから問題ない。落ち葉や草が袋いっぱいに溜まった時点で畑の前に置いておく。もちろん枝はNGな。ゴミを捨てたら仕事人を派遣するから気をつけて。そんなルールをざっくりと決めた。それは落ち葉と雑草のオートメーション化の完成でもある。ラッキー。

───畑で逢ったら何かあげるよ。

まだまだ僕の畑は地力が足りない。やってもやっても燃料不足。だからどれだけあっても問題ない。そもそもそんなに集まらなないのも想定内である。草刈り屋さんじゃ無いのだから。

───でもちょっと欲が出た。

堆肥枠も考えないと。そんな気にもなる。だってそうでしょう?、格好良いじゃん堆肥枠。やってますよ感すごく出る。ちょっと背伸びをしたくもなって、今日もサヨリは元気です。

───現場は廃材のディズニーランド。

廃材で良い感じのコンパネがあれば4枚ほど準備してもらおう。来年の春までならばどうにでもなりそうな気もする。数があればイノシシ対策にも役立つだろう。

───畑はエコのUSJ。

畑の予算と労力が大幅に削減できるおまけ付き。キジとらは地球環境に優しい畑を目指しています。自己満足で丁度いい。

ひと通りのローカルルールを決めた後、真の案件の話に入る。互いにほくそ笑みながら、今年一番の笑顔で社長は言った。

───野菜が出来たら買うからな(笑)。

嘘をつけ(笑)。

コメント

  1. おぉっ、win-winの関係成立!(笑)。素晴らしい交渉術ですね。もう、これね、宇多田さんのオートマチック越えしてますよ。七回目のベルで受話器を取った君‥、いやいや、こっちは、二つ返事の君だから。速攻で、san will shineだから。輝く畑の未来も見えてきますね(笑)。今後の畑がますます楽しみです(笑)。

    • もっと早く気づけば楽が出来たんですけどね(汗)。知識が無いものだから夏の抜き草は目の前を通り過ぎて行きました。何となく青写真も描けたので、来シーズンは上手くやります(笑)。

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