ベジータVSゲンちゃんうどん

雑談
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  作文の練習をしようと思う。僕にはゲンちゃんうどんのキャラがあるから、有名人がお客さんに来たら? そんなイメージで書き進めてみよう。今回は、ドラゴンボールのベジータ王子で(笑)

☆☆☆☆☆☆☆

 なっ───なにぃ!

 一瞬で、うどん屋の前に行列ができやがった……。

 ゲンちゃんのパワーがこれほどとは……。1000、1500、2000……スカウターの数値がドンドン上がっていやがる……。これが、うどん民族サヌキ人のパワーの源か? それにしても、この殺気は……侮れんな。ふははははは……面白い。好きにしろ、ゴミどもがどれだけ足掻いても同じことだ。落ちこぼれのお前たちでは、越えられん壁を見せてやろう。こいつは俺がやる! お前は俺様の後ろに並べ! カカロット。

「ふふふふふふ……俺にもうどんを出しやがれっ!」

 貴様の死に際に見せてやろう。サイヤ人の圧倒的パワーを。な、なんだとぉ! エリートの俺様に〝並べ!〟と言うのか? 下級戦士のくせに生意気な……まぁ、いい。それが貴様の戦い方か。こしゃくな野郎だ。ならば、俺様も本気を出そう。気に食わんが並んでやる。トっ!……トレイまで持てだと? 俺様も随分と舐められたものだな。まぁ、いい……しばらくの優越感に酔いしれていろ。その後が楽しみだ。

 なんだこれはっ! まるで天ぷらのデパートだな。とりあえず100個ほどもらっておこう。それに、おにぎりとおでんもだな……にしても、この数は……。貴様、これを毎日作っているとでも言うのか? そうか、無駄な努力だけは認めてやろう。だが、俺様の後には草すら残さん! そこのガキどもの分まで俺がいただく。もう、泣いても無駄だ。

───そこをどけぇ!!!

「おじさん! それは、ツクヨと忍ちゃんの!」

 ちぃ、仕方ない。お前らの分は残してやろう。うどん如きで子どもを泣かしたとなっては、さすがの俺様も後味が悪いからな。今回限りだぞっ! 好きなのを取れっ! 今すぐにだっ!

───何だアイツ! 天ぷらが無いじゃないか!

 ほう……後ろで並んでいるやつらが暴れ始めたな……ふはははははは。サイヤ人の力を思い知ったか? ざまぁ~みろだ、下級戦士どもめがっ。いいざまだ。

「100玉ほど用意しろ! 今すぐにだっ!」

「ちょっと待ってねぇ~、お客さん(笑)」

 これが、サヌキうどんか……そして……こいつがゲンちゃん……。笑ってられるのも、今のうちだ───な、なんだ。この感覚は? いや、それはありえん! こいつが伝説の……いや、違う。このベジータ様が宇宙一なのだ───そうか、分かったぞ! その手には乗らんぞ、それがお前の手なのだろう? ならば、ベジータ星の王子の実力を見せてやろう。にしても……53万ゼニーとはな。フリーザの戦闘力と同じじゃないか。ちぃ、なにもかもがムカつく店だ。

「カードで頼む、一括でな」

「あ~、カードは使えないよ、お客さん(笑)」

 いちいちムカつく野郎だ。少し待ってろ……無い、無い、無いぃぃぃ!!! おい、カカロット……いや、お前に金の話は無駄だったな。俺様が財布を失くして、してやったりの顔をしてるが、俺にはブルマがいるんだ。すぐに金は持ってこさせる。そこで黙って待ってろ、カス野郎! まぁ、ブルマが来る前に店ごと吹き飛んでなければな、ふふふふふ。おーっと、悪い、悪い。ふははははは……うっかり、コロッケ食っちまった。今度は、うっかりレジでも破壊してやろうか? それとも、うっかり貴様の心臓をつぶしてやろうか? さぁ、どうするぅ?

「お客さんは、ヒモメンですか?(笑)」

「なにをぉ! ブ、ブルマを侮辱する気かぁぁぁぁぁ!!!! お前、絶対に許さんぞぉ!!!!」

 俺を怒らせて、そんなに死にたいか……。

「困りますねぇ、お客さん……」

───BOM!!!

 なんだこいつ───急に戦闘力を上げやがった。それにしても、最新型のスカウターが壊れるほどとは。よくも、よくも、よくもぉぉぉぉ───この俺様が、一瞬でも恐怖と感じるとは。ちぃ、あの野郎。俺様にうどんまで茹でさせやがって。ふはははははは……まぁいい。俺様は優しいんだ。だが、俺様が満足しなければ、サヌキ人ごと木っ端微塵だ。それは、サヌキ人の血が絶えるという意味。ふははははは……覚悟しておけ。

「よし、食うぞ。カカロットぉ!」

 気を抜いたら許さんぞぉぉぉぉーーーー!!! ふはははははは、終わりだ……ゲンちゃん! この生玉子をよーく見ておけ───弾けて混ざれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

 ぬをっ……なんだこれは。麺が……麺が喉をすり抜けるっ。こ、こいつら───いくらでも口の中に入ってきやがる。俺の意思に反して侵入してきやがる。これがコシというやつか……。こ、こしゃくな真似をぉ。うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! うまい、美味い、旨いぃぃぃぃ!!!!

 この俺様が怯えているだと? そんなことなど断じて許さん! 俺は王子だ、俺はエリートだ、俺は───戦闘民族サイヤ人だぁぁぁぁ!!! お前らとの格の違いを見せつけてやるぞぉぉぉぉ~。

 ふぅ~、しぶとい野郎だ。さすがの俺も死ぬかと思ったぜ……だが、そろそろ限界が近そうだな。ふはははははははは。さぁ、どうする? これで終わりなら、腹ごなしに貴様を店ごと破壊してやる。徹底的にな。さら地にして売り飛ばしてやるわ。

 ふはははははははは……。

 な……なにぃ……この出汁の味は……極上のジュースじゃないか……。こんな隠し玉まで用意しやがって。カカロットの元気玉……いや……それ以上の……。

 くっ……くそうぉ~、くそうぉ……くそったれぇぇぇぇぇ!!!!。

 悔しいが……ゲンちゃん。お前のうどんがナンバーワンだ!

※これはブログ主が作文練習として書いた妄想です。

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