大晦日イヴと野菜づくりカレンダー

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大晦日イヴと野菜づくりカレンダー
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明日は大晦日だから元旦イヴ。だから今夜は大晦日イヴである。サンタクロースも冬休み。そんな夕暮れスーパーで、僕は一足早いお年玉を買った。

───やさい畑である。

やさい畑とは2002年創刊の日本で最初の家庭菜園専門誌である。これが千円くらいするものだから僕には高嶺の花な本だった。昭和の頃ならどんな本でも立ち読めた。なのに令和は透明テープの向こう側。

───だから表紙だけをチラ見する。

表紙のタイトルだけで読んだ気になれるのも不思議です。それはいつもの時刻のいつもの車両。通学電車でいつも見掛けたあの娘のよう。電車通学した事ないけど、やさい畑は永遠の片思い。

だがしかし。

───今回だけは買おうと決めた。

僕の背中を押し倒したのは、菌ちゃん先生でも無く、越冬野菜の見守り方でも無く、ダイコンのごちそう&味変保存食でも無く付録であった。「2023年野菜づくりカレンダー」は持っていても損は無い、千円の価値ある。

───来年は、これでやります。

これだけでやり遂げます!。

茄子、胡瓜、トマトの定番から畑を始めた今年の6月。本丸のサツマイモに加え、オクラ、バジル、トウモロコシ、スイカ、九条ねぎ・・・謎のカボチャと全く辛くならない韓国激辛とうがらし。

───どれもこれもが出遅れスタート。

つまり、定番の成功体験がひとつも無い。だから常識が記憶の中に残らない。裏を返せば間違った記憶しか持って無い。お年寄りの記憶の改ざん能力を舐めてはいけない。来年も出遅れる可能性が否めない。ある筈のない勘違い。それを何処かでやらかす未来が見えた。

───だからこその指針である。

なんかこう、単純にまとめられた一冊が欲しかった。野菜のまきどきは、種の裏に書いてあるのだけれど、断片的な情報が3つ以上重なると何かを忘れる。お年寄りは、そういう風に出来てるものだ。

なぁ~に、大人の階段を50個くらい登ってみ?。僕の言っている感覚がリアルさを増すから気をつけて。ホント、三度のご飯以外の記憶が千と千尋くらい神隠されて、今日もサヨリは元気です。今は膝の上でお利口さんにしています。

───いいわぁ~。

イエイ、イエイと頭の中でレナウン娘が囁いた。

絶対年寄り基準で作ったであろう、家庭菜園定番のスケジュール。猿でも分かるように出来ていた。もうね、助かる。その月ごとに「精農は土をつくる。駄農は草をつくる」みたな格言が書いてあって、天気の記録とメモ欄もある。僕のような性能の無い駄脳ちゃんの為なのであろう、「育苗するさいの種まき適期/期間」の記載が脳に染みる。

───毎日見れば僕でも覚える。

カレンダーの最後の方の、各野菜の「種まき・植えつけ早見図解」には、畝幅や株間の記載で一目瞭然。春作21種、秋作14種、合計35種もあるのだから、覚えられたらうんちく語れる。

───うんちく王に俺はなる。

来年は1年を掛けて、実践しながら2023年野菜づくりカレンダーを覚えよう。千円で1年楽しめる目標が出来た。枯れた脳から新芽が息吹くかも知れない。そんな希望が見えてきた。記事の終盤、我に返ってふと思う。

僕は何処へ行こうとしているの?(謎)。

コメント

  1. 付録、便利で良いですね。2023年が過ぎても捨てないで保存しておきたいくらい。やさい畑は毎号、表紙を見ると欲しくなって、誘惑に負けると買うことがあります。次号の連作障害攻略マニュアルや、付録の種まき虎の巻も気になるところです。だって虎の巻だもん。やさい畑の虎の巻、それ欲しいなぁ~って思っちゃいます。

    • ホントそれ。スーパー寄るたびに気になって、お値段高いからずっと残ってて、つい魔が刺して買ってしまいました。畑を始めた直後にブックオフへバックナンバー探しに行った事もありました。あれ、ブックオフにはありませんね。本の中身もよく出来ていてイラストや写真で詳しく説明されてました。景気が上がれば次号も見たいな。やさい畑は大人の化学と学習ですね(笑)。

      • スーパーで表紙を眺めて、読むのは市立図書館で読んでます。付録の誘惑に負けると買います。ウチの地元の市立図書館は、数カ所あるうちの1カ所だけは、月刊誌類のコーナーがあり、やさい畑もあります。タダで大好きな本が読み放題、絶版の本から新刊まであり、コピーもさせてくれるし、冷暖房費も節約出来きて、ネットも使える、自宅でゆっくり読みたければ借りて‥、学生時代から私のオアシスです。お忙しいとは思いますが、お時間があればおすすめです。

        • 素晴らしい!。その手があったかって感じです。少し遠いけど、暖かくなったら図書館いってみますね。ありがとうございます(笑)。

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