どのテーマが良いのか?、必要なプラグインは?、何について書けば良いのか?何文字書けば良いのか?、アナリティクス?、サーチコンソール?…。ブログを始めてSEOというワードと出会い謎も深まる。ほぼ同じ時期にふと考える。SNSの存在だ。Twitterか?Instagramか?それとも同時進行か?。
僕だってそのひとり。SEOとSNSを天秤にかけながら実践した結果、アクセス数が最も多かったのはTwitter。Twitterの影響力は圧倒的に多かった。次いでPinterest、Instagramと続く。ただ、バズるという点からはFacebookに軍配が上がる。瞬間アクセス2,000のアナリティクス画面には正直ビビった。
現在はTwitter(@kijitora_sayori)を主軸としてブログ運営を続けてる。アクセス効果の蜜の味が大きな要因であるのだけれど、フォロワーのツイートや記事を読むのも楽しい。楽しすぎて企画モノまで実施した。140文字に縛られる事に快感すら感じるように。どうやって文字を詰め込んでやろうか!。
段落文字数を140文字で縛るようになった変態さんだ。ダラダラと書いた文章をゴリゴリと削る作業にも慣れてしまった。慣れ過ぎてゴリゴリ削る作業が無くなった。逆に語彙を追加しなければならない事が多くなる。それはそれで、パズルのパーツを埋め込むようで嫌な感じはしなかった。
140文字縛りは便利なもので、どこをどう切り取っても話は簡潔で変じゃない。そのままTwitterへ投稿だってできる。そして思う。Twitterは何故140文字なのか?。外国人に与えられた文字数のはずなのに、良い感じで文章がまとまってしまうのか?。それについての明確な回答がネット上に存在した。
Twitterは何を根拠に140文字と決めたのか
「Twitterはなぜ140文字なのか?」。それは2013年2月18日の出来事。都内で開かれたイベント「Social Media Week」の講演でTwitterのツイート文字数上限が140文字である理由について語った。回答者はTwitter Japan代表の近藤正晃ジェームス氏。情報元は、ITmedia NEWS「Twitterはなぜ、140文字なのか」である。
「実はTwitterの140文字は、SMSの文字数制限から来ている」
ITmedia NEWS「Twitterはなぜ、140文字なのか」より引用
SMS、ショートメッセージサービスと言い換えるとピンとこられる方もいらっしゃるだろう。ケータイメールや初期のスマホでやり取りしていたアレである。テキストメッセージと呼んでいたアレである。文字数が足りなくてイライラしていたアレである。そして、結局、電話を鳴らしたアレである。
総じて昔懐かしいSMSは160文字。そこから20文をユーザー名に割り当てた140文字をTwitterは採用した。そんな理由?、たったそれだけ?、じゃぁ、偶々?。ところがこの話には先がある。140文字に設定された決定打は日本人の美意識である「詫び寂び」にあった。もうね、あっぱれでグレイトである。
米Twitter創業者のジャック・ドーシー氏は大学時代、図書館で日本のわびさびについての本を読み、物事を純化し、シンプルにすると本質が見えるという美意識に共感。「Twitterも、機能を増やすのではなく純化することで、人類に共通のものにたどりつけるのではないか」という思想で開発されているという。
ITmedia NEWS「Twitterはなぜ、140文字なのか」より引用
Twitter社は140文字以内で世界を変えた言葉を収集。その情報を元に至った終着点は『世界は140文字で変えることができる』。YouTube、SMS、ブログを通じて個人が情報を配信する時代。情報は常に飽和状態で、ユーザーは常に刺激を求めている。
長い文章はGoogle SEOにとって必要不可欠ではあるものの、より短文で星新一のようなショートショートが求められる時代が直ぐそこまで来ているのかも知れません。だってそうでしょう?。無料動画は楽しいけれど、全部見ていたら人生が終わってしまう。何よりも広告動画が長過ぎて見てられない。てか、実はつまらない…。
動画やテレビよりテキストや読み物が好きな人も一定数存在しています。もしも、2,000文字以内で誰かの心を掴む文章が書ければ、もう一度、読みに来てくれる人がいるかも知れない。題名は当然なのだけれど、全ての段落をツイートレベルに凝縮出来ればブログの需要はまだあるな。ブログはまだ死んでいないな。とも思うのです。そこで最後に最近お気に入りのアプリをご紹介。
『下書きメモ for Twitter』
このメモ帳の優れている点は、Twitterと全く同じ仕様で執筆可能である事。つまり文字数制限付き。見た目も同じ、操作も本物と同様で違和感など感じない。間違って投稿なんてヘマの心配も一切不要だ。『下書きメモ for Twitter(iOS)』は、140文字に美学を感じるブロガーへ推薦したいメモアプリです。
ブログ記事を書こうと思えば、時間、覚悟、やる気、本気、気合…などが必要で必須。もうね、気合が入るまでに時間を要するのは毎回の話。これが記事が書けない大きな要因だとも思います。電車の中、お客さまとの待ち時間、弁当を食べながら、病院の待合所で、トイレの中で…140文字なら書けそうです。
一日に貯め込んだテキストを元にして、ブログを書き始めると割とスムーズに事が進みます。コツは冒頭文と最後の段落を書いてしまう事。大問題の題名(H1)は、記事を書きながら考える事にしています。最初に決め込んでも、最後には書き直をしているので、タイトルでの長考は損だと思います。
世に出さなければ何もしないのと同じ。無理矢理にでも、記事は毎日出さないとですよ。ピンポイントでアクセスが稼げる方法はあるけれど、それはみんなも気付いている事。誰でも出来る簡単な事。でも、それが出来ないから悩んだり焦ったりしているのでしょう?。
今日、あなたはブログ記事を書きましたか?。
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