「予告しとくね、サヨリちゃん。」
「何の予告ですか、お父さん。」
「お盆のブログアクセスは下がるよ。これは予測でも予言でも無くって、絶対です!。」
「にゃんですと!。それは、由々しき問題です。」
「だったら対策をしなければ、策を講じなければ、お盆までの時間がありませんよ!。ボクを、ボクの写真を沢山撮って、いまからでもアップしましょう!。そうしましょう!。そうだなぁ~、海とか山に行って写真を撮りましょう、そして、夜景をバックに記念撮影でも良いですよ。お散歩、お散歩、にゃ、にゃ、にゃ。」
「威勢がいいね、サヨリちゃん。でも、余程の事でもない限り、余程の奇跡でも起こらない限り、この流れは止められないよ、これは絶対ですので悪しからず。」
「にゃんで?。」
「よーーーく、考えてみよう。お盆だよ、夏期休暇だよ。普通の人は、お盆に何をしているのかな?。何をして、生きているのだろう?。」
「それはですね〜、帰省したり、友達と遊んだり、デートしたり、花火を見たり…。あっ、ネットなんて見ている時間がありませんね。そんな事をしているよりも、お友達と一緒に遊んでいる方がずっと楽しいですものね。」
「ピンポーン♪、そうなんだよ。観光案内とか食レポとか東京ディズニーランドとかUSJとか。そんなのがテーマのブログならまだしも、僕らのブログはサヨリちゃんありきなのです、猫ありき。普段から猫に興味の無い人は絶対に来ないブログなのに、お盆に人が見に来るワケが無いでしょう?。いくら、今から写真撮影に行ったとしても、それはもはや、ただの悪あがきでしか無いよね。」
「確かに…。で、どうしますかぁ~(小声)。」
「別に何もしません!、今まで通りです(小声)。」
「などと言いつつも、裏でコッソリと何かの策を持っているのでしょう?、お父さん。」
「何も無いとは言わないけれど、何かがあるとも言えない状況だよ、サヨリちゃん。でも、実現すればアクセスは飛躍的に上がると思います。長期的にね。今考えているプロジェクトは、プランAとプランBの二種類だよ。」
「それは興味深い発言ですね。それは、いったい何でしょうか?。」
「今は、ここまでしか言えないよ。実現化しようとすれば、僕のスキルを上げる必要性があるからね。これも絶対条件です。インターネットは団体戦だと思ってはいるのだけれど、他力本願ばかりじゃ時間がいくらあっても足りないからね。少し精進するよ。出来ない可能性の方が高いけどね。」
「期待はしませんが、アテにはしますよ、お父さん。で、いつから精進始めるの?、いつやるの?。」
「今でしょ!。」
「古っ!。」
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