去年の畑の失敗談は、今年のアクセスで花を咲かせる

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 あら、凄い!

 去年、書いた記事へのアクセスが多いのだ。ランキングのトップに去年のカボチャの記事ってどうかしている。ブログアクセスに無関心な僕だって、この異変には嫌でも気づく。そうだった、そうだった。そのつもりで書いたのだ。その記事が花を咲かせたというワケか…

 常連様はご存知だけれど、去年から僕は自家栽培に手を染めた。リクエストだとか、お願いだとか、サラサラ、そんな理由などなかった。これは偶然、どうしようもない偶々である。畑をオカンが出来なくなった。骨折という名のケガで入院。このまま畑を放置していると後が大変。僕が知人から借りた土地なのだ。好意で借りた畑が草ボーボーでは格好がつかない。どれだけ面倒くさくても、放置プレイなど成立しない。メンツもあった、だからやる。

 どうせやるなら、記事ネタにでもしてしまえ。

 そんなぶらり散歩気分ではじめた野菜づくり一年生。そんな枯れたジジイは最初から、収穫もアクセスも捨ていた。だってそうでしょう? ざっと見て、土質改良も必要だったし、記事ネタには全然遅い。需要が過ぎた記事ネタだから、アクセスなんかも望めない。こんなのはじめから無理ゲーなのだ。だから、ジタバタすると損をする。その代わり、来年を見越した記事にした。

 畑の失敗談は、必ず来年花を咲かせる。

 自家菜園、自家栽培、野菜づくり。これらのブログは基本的に文字数が足りない。失敗も、成功も、千文字以下に写真を添えてが当たり前。誰だって、割とその方向へ傾くものである。けれど、文字数の少なさは致命的な欠陥である。ブロガーの命の綱、検索エンジンに掛かりにくいのだ。つまり、そこが隙間。自家菜園系は、考えようでは美味しいジャンルなのである。そして、もうひとつ。多くの人々は成功例を書きたがる。裏を返せば、失敗例を書きたがらない。

 「失敗だぁ~」よりも「成功しました」

 「不作」よりも「豊作でした」

 僕だってそれを書きたい。そればかりを書いていたい。例えるなら、ギャンブルの記事。競馬が当たった、競輪が当たった、ナンバーズが当たった、バチが当たった。書く方もノリノリだし、ちょっぴり自慢話もしてみたい。こっちは嫌でも文字数が伸びる。この気持ちが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です(笑)

 けれど、検索者の需要はその真逆である。検索キーワードには、「出来ない」「失敗」「枯れた」「育たない」…これらの文字が入力される。それは去年、身をもって立証済みである。野菜がうまく出来なかった時。検索窓に叩き込むキーワードくらい、自分が嫌というほど理解している。

 スイカ割れた、トマト枯れた、PSBが赤くならない、今日もサヨリは元気です。だから、失敗した時こそチャンス到来。思い起こせば、失敗のたびに喜んで記事を書いていた。それが、取らぬ狸の皮算用なのは言うまでもない。そんな記事でも、友人はワクワクしながら読んでいた。僕にはそれで上出来だった。

 小説を書きはじめてから、そんな事などすっかりさっぱり忘れてしまう。ブロガーのくせしてアクセスには無頓着。そんな僕でもカテゴリ別ランキングに目が止まる。イヤ、マジか? 三度も見返しほくそ笑む。ブログはオワコンなのは確かである。動画の時代に文字なんて流行らない。でも、中々どうして。南葛FCのボールのように、まだ菜園テーマは生きていた。だったら、もっと、腰を据えて菜園記事も書かないとデス!

 そんな今日、初物の大玉スイカを収穫した。人生初の大玉である。これにも随分な失敗談があるのだけれど、その話はまたの機会で(笑)

コメント

  1. 人生初の大玉スイカの収穫、おめでとう! 確かブログに、売れ残りのスイカの苗を150円で買った話がありましたよね。売れ残りだろうとなんだろうと、雉虎さんが育てるとなんでも出来ちゃいますね(笑)

    • ありがとうございます。
      150円で元が取れて楽しめました。
      もう一個、成長中です(笑)

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