ブログコメント解放から一年後。

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 コメント解放からはや一年。それは、メールを通したひょんな会話から始まった。

「コメントやってみますか?」

「よく分からないけど楽しそう。私にもできるかな?」

「それくらいならお安いご用で、今日もサヨリは元気です(笑)」

 とは言え、コメント欄の解放はアドセンスからの撤退を意味する。コメントだってコンテンツ。その全てを管理する義務もある。それが中々どうして難しい。

 だってそうでしょう? 「猫のおしっこ」の記事を書くと、広告停止の微笑み返し。何でなん? エロい記事だと警告された。アドセンスの世界では、言葉ひとつが命取りとなる。誹謗中傷、炎上でもしたら一巻の終わり。もうね、何もかもがNGワードに見えてしまう。随分なトラウマだ。

 では、問題です。

 小銭を取るか? 読者を選ぶか?

 そんなの読者ファーストに決まってる。口先だけの○○ファースト。あれほど見苦しいものを僕は知らない。だから、広告なんていらねぇ~よ。そんなぶらり散歩気分で、あっさり僕は広告を外した。今までありがとう、アドセンス。

 僕には理想のコメ欄があります。

 ブログへのコメントは、読み手から書き手へ書かれた手紙である。けれど、その先にはもっと楽しい未来もある。僕の理想は、かつて遊んだ掲示板。そこには、日々、繰り広げられるボケと突っ込みの舞台があった。文字と文字とのプロレスごっこ。誰かがボケて誰かが突っ込む。絶妙なタイミングで誰かが落とす。それを読むだけでも楽しかった。

 いつだっけ? ブログの無かった時代の話。そんな舞台へ彼女を招き入れたくなったのだ。その掲示板で、僕の最初の書き込みは、

「はじめまして」

 の一言であった。今もそう書いた事は正解だと思っている。けれど、そのあいさつへの返事は僕の予想の斜め上であった。

「ようこそ、地獄へ(笑)」

「・・・」

 自称大阪のおばちゃんからのお返事は、ギョッとするけど痛快であった。それから様々な言葉を交わした。僕の下手な書き込みも、即座に笑いに変えて打ち返す。笑いの天才、手塚ゾーンな人であった。少しアクは強めだけれど、首を突っ込むと癖になる。不思議な魅力がそこにはあった。

 僕を鍛えたその場所に、テニスのお姫様が三人もいた。それぞれ個性は違えども、言葉を楽しむ達人であった。僕の理想のカタチはそれである。ひとりじゃ絶対無理だけれど、そのうち何とかなるだろう。コメ欄を解放してから、僕らは他愛もない会話を積み重ねた。

 昨夜は眠れぬ夜であった。だから寝るのを諦めて、夜明けと共に畑に向かった。台風準備を兼ねた出勤までの暇つぶし。ひまわりの写真を一枚撮った。偶々にしては出来過ぎだった。徹夜疲れが吹き飛んだ。

 まだまだ発展途上なコメ欄だけれど、僕の理想の状態で彼女を出迎えられたらよいなと思う。

 何が言いたいのかというと、コメントはお気楽に(笑)

コメント

  1. 猫のおしっこがエロ? てか、それ地雷? そんなの、わからないうちにフツーに踏むでしょ? イマイチ納得は出来ないけれど、NGワードって人それぞれにもありますよね。僕の身内は子どもの頃から重い病気で生涯ずっと病院と縁が切れなかったので、冗談だとわかっていても「ようこそ地獄へ」は僕の中ではNGワードです。その言葉を平気で使える人と使えない人の差はあっても、猫のおしっこって? やっぱり、それはわからんわ~。

    • 元々が猫ブログですからねぇ。猫のおしっこの同じ記事が毎年引っかかるんですよねぇ。うちの子、偶々、男の子だけれど、女の子だったらおっぱいのワードも入りますからねぇ。一説によれば、花の受粉もあかんらしいです(汗)広告を外したら身軽になりました。

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