今日もサヨリは元気だけれど、良い話と悪い話、どちらから訊きたい?。
───じゃ、まずは悪い話から。
初めて野菜を育てる僕の中で、トマトは最もお気楽に構えていた野菜である。だってそうでしょう?、マンションのベランダ越しですら盛大にトマトが実っているもの。失敗なんてあり得ない。失敗するなんてどうかしてる。そんなトマトで惨敗した。
───一本は立ち枯れた。
画像の左側の通りである。
この畝で育てたトマトは2本である。アイコと何か。オカンが植えた。2本ともスクスクと育ち、背丈が僕の胸のあたりでアイコは立ち枯れた。謎のトマトは青い実を付けた。1ヶ月前の写真から誰が想像し得たであろう、収穫まで至らなかった事を。
───ブログでグチるか?。
否、記事ネタにするにはまだ早い。
旅に出た大泉洋のようにグチる事はいつでも出来る。どちらかと言えば、そっちの方が僕の得意分野でもある。しかし、このトマトには何かある。
花も咲かず、実も付けず、ただただデカくなるだけのトマトの行く末を見守った。僕の興味は足元に広がる宇宙にあった。ネコブセンチュウとやらの気配がそこに見えた。つまり、トマトの根っこが見たかったのだ。
───台風来るし…。
進行ルートとは離れているけれど、台風が来たら後が困る。100均のビニールで作った雨除け屋根が飛ばされたら怒られる。そんな理由からトマト撤収に着手した。ついさっきの出来事である。
屋根を外し、ビニールを畳み、支柱を抜く。そして、足下に倒れたトマトを抜くと、土の中からグロいものが飛び出した。
ここから先は閲覧注意。
───そうなるか。
ネコブセンチュウか根こぶ病のどちらかなのは明らかに見えた。僕は大門未知子ではなのだから、明確な回答は出せないのだけれど、犯人はネコブセンチュウだと、僕の中のジェシカおばさんが言っています。
───僕の畑はミステリー。
あくまでも正解でなく、推測であり、決め打ちである。ネコブセンチュウに対する冤罪なのかも知れない。
謎を解くもうひとつの糸口は、トマト以前にじゃかいもが植わっていた事実である。じゃかいもの後に茄子科の野菜もNGらしい。連作障害が起こるのだとか。
いずれのしても畑の真実は闇の中。この記事がプロの目に留まる事に期待したい。
来年、どちらへ転ぶか分からないのだけれど、センチュウ対策として、暖かい間に土に米ぬかを混ぜ込み土中の生態系を変え、冬の天地返しを行い、春先にマリーゴールドを育てる。この手順でやってみようと思う。
間違っていたら助言ください。
───そして良い話。
トウモロコシを収穫した。
へぇ〜、出来るんだぁ〜、実際。人生初の快挙である。端っこのを一本もぎ取った。触っただけでもそれは分かる。皮を剥ぐとそのとおりの歯ぬけである。こんなんじゃ、誰にも見せられないや!。写真にも撮れないや!。そう思いながら生で囓る。何事も喰ってみないと分からない。
───なにこれウマイ!!。
黄金のつぶが口の中で弾け飛ぶ。生なのに瑞々しくて甘い。お父さんは知ってたよ、お前は出来る子だって。100点なんか要求しない、赤点じゃなければ御の字だ。見た目は欠点、味は80点。
───お昼ご飯、しばらくコレを食べようかな…。普通に美味しいんですけど。
明日、写真撮るね。
コメント
トマト、かわいそうに‥。私はマリーゴールドだけでなく、トマトのコンパニオンプランツに、ニラを植えました。去年、バジルにしたら私を含めて周りに、ワーチャンみたいな人がいないから、使い道に困ってしまって‥。ニラは良かったです。それにしても、ジャガイモ、芋のくせにナス科って?思いますよね(笑)
すいません。ニラはネコブセンチュウ対策ではなくて、トマトの連作障害対策で植えました。一昨年はネコブセンチュウ対策に落花生を植えました。毎年、コンパニオンプランツを色々、試してます。
トマトの横にニラ植えてました。昨日、ニラは別の場所にお引越しさせました。コンパニオンプランツ、僕も色々考え始めました。先ずはクリムソンクローバーとホワイトクローバーからチャレンジです(笑)。落花生はワーチャンが植えろ植えろと夏に喧しかったヤツです(汗)。
トマトには気の毒な事をしました。マリーゴールドも植えよう植えようと思っていましたが名前が覚えられなくて時期を逃してしまいました。バジルは観賞用のつもりが食べるって人がいて助かりました。多分、ワーチャン、畑ごと狙ってるようです(汗)。