妄想デタラメ 讃岐うどん

グルメ
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良質の小麦、水、そして塩。

讃岐うどんの材料はそれだけです。たったこれだけの食材から芸術作品とも言われる艶とコシを引き出すのです。精神と時の部屋での修行を終えた、うどん職人の匠の技がキラキラとトゥインクルするのです。

讃岐うどんは誰でもが作れる代物ではありません。そこには想像を超えた試練が待っています。まず、カリン塔を目指さなければなりません。カリン様から聖水を奪い取り、そこからうどん神が住まわれる神殿へ行き小麦と塩を受け取ります。そして、精神と時の部屋でうどんコネコネに励むのです。

精神と時の部屋で鍛え抜かれた脚力こそ、熟女の柔肌のような艶とゴールド聖闘士をも膝まづかせる強靭なコシを生み出す秘密なのです。その魂は日本人のみならず、ブラジルのマラドーナやジーコへと受け継がれました。その影に闘魂アントニオ猪木の後ろ盾があった事は言うまでもありません。

うどんは足で踏んでコシの強さを作り上げます。その生地は丸められて、ワインのように熟成させます。それはうどん団子と呼ばれ、楽天市場でも売れ筋の商品です。このうどん団子を見て、鳥山明先生が元気玉を思いついたというエピソードは今も尚、うどん協会で語り継がれています。

職人の知恵、技、勇気。それを知っているからこそ、私たちはうどん屋に並ぶのです。値段が安いとかリーズナブルなど問題ではありません。そんなのは糞食らえです。讃岐うどんにはそれ以上の価値があるから並ぶのです。暑くても、寒くても、雨が降ろうが、雪が降ろうが、私たちは毎日列を紡ぐのです。

ラーメンはスープ、うどんは麺

そう一部の麺好きから言われているそうですが、それは、ラーメン職人に対しても、うどん職人に対しても無礼千万です。確かに、讃岐人は麺に対する意識レベルは非常に高いかも知れません。我々の拘りを、遊び半分で測定したスカウターが爆発したという記録も、四国新聞社には残されています。ですが、その測定は出汁への拘りだった事実は闇の力で世に出る事はありませんでした。今なお、香川県庁内において、トップシークレット扱いとされています。

辛み、甘み、酸味、苦味、倖田來未。私たちの舌は、それぞれの味覚に対して敏感に反応します。瀬戸内のイリコには北海道の昆布が合います。絶妙な比率と火加減で絞り取られた出汁は、鎌田醤油と合わさる事で絶頂期を迎えます。その出汁とうどんが交わる事で、讃岐うどんは完成されるのです。出来上がった瞬間、どんぶりの中から金色の光が見えれば成功です。

そんな讃岐うどんですが、土日祝日に私たちは店に並びません。その理由は観光客です。せっかく讃岐うどんを食べて来てくれた人たちに、気兼ね無く讃岐のうどんを味わって欲しい。そんな気持ちで讃岐うどんを我慢するのです。

県外の皆さん。どうか讃岐うどんを食べてに来てください。県民の誇りである一杯を、ぜひ、本場で食べて下さい。コロナ対策もバッチリで皆様のご来店をお待ちしています。

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