放任栽培!僕のスイカには実がつかない

スイカ畑
自家菜園

───失敗は人生の踏み台である。

自家菜園一年生、何をやっても構わない、友達100人出来るかな?。お気楽気分でサツマイモとトウモロコシとスイカを植えた。どれもこれも猪の好物ばかりで心配はある。けれど、やってる限り記事ネタには困らない。畑が荒らされたってネタになる。ならばやる価値ありだと判断した。

スイカ栽培が超高難易度だとも知らずに。

───オレは蒔く!、そして勝つ!

夏の風物詩と言えばスイカである。夏の海で目隠しした美女が棒で叩くアレ。ブロガーたる者、こいつだけは外しちゃいけない。出来るとこまでやってみる。そして食ってやる。

種から育てたスイカの苗はスクスクと成長した。親づる摘心までは順調だった。けれど、子づる剪定でつまずいた。どれが子づるか分からない。切るべきつると、切ってはならないつるとの区別がつかない。赤か?青か?、つるは時限爆弾のコードと化した。考えている間にスイカ畑はグジャグジャのジャングルとなる。

───ヒューストン、手の施しようがありません。

子づる剪定はもはやこれまで。後は自然の力に委ねましょう。人口受粉だけでもやっとくか…。その考えも甘かった。朝の雨続きで人口受粉のタイミングを逃す。その一方で、スイカのつるは勢いよく伸びている。スイカは人工授粉をしないとダメらしいのに。

───こりゃ、観葉植物だなぁ。

スイカの話をするたびに、ポキンポキンと心が折られた。スイカ栽培は難しい、スイカは簡単じゃない、このスイカに実は付かない、カラスに突かれる、考えが甘い!。そんな話ばかりを訊かされる。やる気を無くした僕は放任栽培に切り替えた。簡単に言ってしまえば放置プレーである。つまり、運を天に任せた自然のギャンブル。

───僕のスイカには実がつかない。

知ってる、それ現実だから。

今年のスイカは諦めよう。スイカは終わり、次行くよ。来年の構想を練り現実逃避で心を守った。今の仕事は手作り防虫液の噴霧作業である。害虫を見つけては成仏させた。その後に噴霧器でコーティング。これを繰り返すと、茄子と胡瓜のウリハムシが減った。減ったのでは無く矛先が変わったのだ。

───スイカに一斉攻撃を仕掛けるウリハムシ。

防虫液の効果が出たのか、ウリハムシとか、あれとか、これとか、ノーガードだったスイカの葉っぱに大集合。育てるなら最後まで。スイカの葉にも防虫液を噴霧する。表も裏も茎までも。隅々まで梨汁ぶやーしていると、ある筈の無いものを見つけてしまう。

スイカの赤ちゃん

───これって、スイカになるヤツじゃね?。

受粉出来なかった実は落ちる。

でもこの子、それより大きく育ってる。これってアンビリーバブルですよね?、奇跡と言って良いですよね?。だってそうでしょう?、畑でミツバチ見たことないもの。蝶々だっていないもの。どうやって受粉したの?、その理由が分からない。偶然というよりやっぱりミラクル。

───これってスイカになる?。

写メって知人に訊いてみた。

これはスイカになると断言された、花粉はアリが運んだのだとか。お前凄いな、コナンか?。日本中を感動の渦に包み込むような回答ありがとう。全ての謎が解かれた瞬間、他の雌花への期待も高まる。もしかしたら、何個か実を結ぶかも。

アリさんにもありがとう。

───カーカーと天空から鳴り響くカラスの鳴き声。

新たなる敵、登場である。

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