「ボクの嫌いなやつだぁ、これは食べられませんよ、お父さん。」
「キミのご飯ではありませんよ、サヨリちゃん。お父さんの納豆です!。」
「最近、お父さんって納豆とツナ缶と豆腐と野菜ばかり食べていますね。ほっともっとのから揚げとかカレーハウスCoCo壱番屋のカレーとか恋しく無いの?。9月まで結構食べていたのに…ストレスがたまると体に良くないですよ。」
「一昨日、ココイチのカレーは食べました、デヘ。」
「食べとんかーい!。デヘじゃねーよ、ビチクソ丸!。」
納豆を食べた翌朝だけ、○んこモリモリ
「ボクの見立てですけれど、お父さんって週一納豆ですよね?。何か科学的根拠があるのでしょうか?。」
「そんなの無いよ、サヨリちゃん。納豆を食べた翌日のトイレがモリモリだから食べているだけです。付け加えるのならば、タンパク質の摂取のためです。そして、う○こモリモリだから、結構体重減るんだよねぇ~、納豆デー翌日は。」
「何だかんだでノープランだったんですね、お父さん。○んこモリモリでタンパク質が摂取出来るのでしたら、毎日食べれば良いじゃない?。」
「お父さんは納豆が嫌いではありません。むしろ好きです。でもね、納豆菌って強力な菌らしいよ。先日、Twitterで『納豆を食べすぎて病院に行ったら腸が動かなくなっていた』みたいなツイートがあっただけに、毎日納豆を食べるのは怖いわ。」
「そんなに強いの?、納豆菌って。」
「納豆菌は100度でも死滅しないらしいよ。空腹時に食べても納豆菌は腸まで届くらしいからね。結構な強さだよ。」
「ん?。熱々のご飯の上に納豆をかけて食べるのはNGだって聞いた事がありますが、それならそうやって食べれば良いのに。お父さん、納豆とご飯を分けて食べていますよね?。」
「それには、やんごとなきワケがあるんだよ。」
「どんなワケ?。言うてみ?。」
ナットウキナーゼは熱に弱い
「お父さんが納豆を食べている理由は、う○こモリモリと『血圧を安定させる』という効果に期待しているのです。その効果に期待出来るのがナットウキナーゼという酵素なんだよ。」
「そうなんだ。それにしても、この記事の中で何回、う○こモリモリ使う気でしょうか?。お父さんがう○こモリモリが好きなイメージしか残らないと思うのですが。」
「う○この話は横において、そのナットウキナーゼという酵素は熱に弱いんだよね。だから、ご飯の上に乗せずに食べているんだよ。本当は、ホカホカご飯の上に納豆を乗せて食べたいのだけれど、グッと我慢しているわけさ。納豆はダイエット効果に加えて、血液サラサラの効果にも期待して食べています。」
「血液サラサラって実感出来ましたか?。」
「ソレは無いわ。だって、懸垂ダイエットを始める前から納豆食べてたもん。安いし、手軽で、好きだから。」
「でもね、ボクが極秘に入手した情報によると、高血圧の人に納豆は悪いって書いてありましたよ。お父さん、血圧高いっしょ?。」
「あ~~~。」
「あ~~~って、何だよ?。」
高血圧の人に納豆は毒!
「それは誤解だよ、サヨリちゃん。納豆には何の罪もないんだよ。」
「どうしてですか?、お父さん。」
「納豆を食べる時、人間はどうやって食べているかな?。」
「付属の出汁とか辛子を混ぜて食べています。お父さんは、お塩を混ぜていましたよね。」
「それが悪いんだよ。塩分。」
「味付けの問題ですか?。」
「そうそう。納豆だけでは味気ないでしょ?。お塩をかけて混ぜ混ぜすると美味しくなるのが納豆です。」
「だったらダメじゃないですか!。納豆は止めましょう。今日から納豆禁止です!。お父さんには生きてもらわなければ、ボクのご飯は誰がくれるの?!。」
「何か酷い言われようだけれど、サヨリちゃん。安心して下さい。お父さんはノーマル納豆ですからぁ。」
「味付け無しで食べているの?、お父さん。」
「そうだよ。懸垂ダイエットを始めてから、砂糖と塩と油は極力控えた食生活です。」
「いちおう聞いておきますが、お父さん、生きてて楽しい?。」
「たまに辛くなることだってあるよ、人間だもの。でもね、そんな時はサヨリちゃん見て気持ちを落ち着かせるんだよ。」
「にゃ?。」
「トナカイさんが似合っているね、サヨリちゃん。だって、サヨリちゃんって基本カリカリオンリーじゃない?。たまにちゅーるとかおやつとか食べてはいるのだけれど、それって週に1回あるか無いかでしょ?。」
「そうですね。ボクは基本カリカリ生活でしたね。」
「だからだよ。だからこそ一緒に頑張ってる気になるんだよ。」
「でも。」
「でも?。」
「火曜日の夜。こっそりとココイチのカレー食べて来たでしょ?。カレーの匂いがプンプンでしたよ。」
「バレたかぁ!。でも、300グラムだったんだよ。いつも500グラムお父さんにしては偉いでしょ?。」
「全ては、明日の体重計測で明らかになりますよ。にゃ、にゃ、にゃ。」
「もうちょっと、納豆入れとくかっ!。」
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