掘り立てのサツマイモは1〜2週間寝かすべし

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掘り立てのサツマイモを蒸した
自家菜園
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───掘り立てのサツマイモを蒸してみた。

サツマイモもカボチャも、採ったら1〜2週間ほど転がしとけと言われている。そんなの知ってる、でもイケるでしょ?。頭の中でいくらダメだと分かっていてもツンツンと胃袋が好奇心をくすぐった。

それはアナタも同じでしょ?。人間は頭で考える生き物じゃ無いんだ、本能と好奇心の赴くままに電気蒸し器をセットした。失敗に備え、小ぶりでカタチの悪いの芋を3本選んで蒸し器に入れた。

───もう、引き返せない。

共犯者は僕と僕、脳と胃袋との交渉成立、自演自作の完全犯罪の幕を開ける。40分後、えーーー!っとなる未来を薄々感じながら。なぁに、元々、僕には何も無かったのだ。今更、恐いものなど何もない。だってそうでしょう?、甘くて美味しいかも知れないし。大人しく待ちましょう。

───オススメだから絶対見てね。

友人に勧められたドラマを1本見終えると、良い感じにお芋が蒸せた。熱々のサツマイモを半分に割るとベッピンさんで悪くない。サツマイモ独特の香りの薄さ気になった。違和感というより嫌な予感に過去の記憶が蘇り、サヨリは今日も元気です。

───こんなので芋が出来るの?。

畑に芋の茎を刺しただけで芋になる意味が分からない。理屈で分かっていても信じられない。半信半疑だった6月初旬。サツマイモは何もしない方が良いと教えられた。痩せた土が良いと言う。だから元肥も、追肥も、水やりもしなかった。猛暑の中で葉が萎れたら少し水を与える程度。基本放置プレイで収穫した芋である。

───ホント、手間要らずな子。

芋を掘りながら来年のプランを練ったのは言うまでもない。サツマイモはコスパが良い。胡瓜、トマト、茄子…苗を買って畑に植えれば次から次へと実をならす。そういう野菜が大好きです。サツマイモも僕の中ではそのカテゴリ。取りようによっては恐ろしい子である。

農園YouTubeの派手さすら無けれど、一度作って打つ手は見えた。来年は倍の苗を植え付けしよう。立体栽培も視野に入れて。今回の収穫量ではお裾分けに全然足りない。この倍あれば満足できる。だから来季は倍ブッシュ!。

───よし、食べ頃。

良い感じに芋が冷めた。

自分でこさえたサツマイモは薄口味の鳴門金時。金時君の面影あれどもう少しあと少し。「えーーー!」と言うより「やっぱり」である。それでも掘り立てのサツマイモを食べる機会など希少な体験に属するだろう。その意味では貴重な体験だったのには違いない。

───掘り立てのサツマイモは1〜2週間寝かすべしはホント。

話のネタがひとつ増えた。

コメント

  1. もぎたて、とれたて、摘みたて‥。“たて”が、付いてる作物は美味しい。そんな畑のお約束も知らない、ウブな掘りたてのお芋さん。過去記事で覚えた、さつまいもの花言葉は、確か乙女の純情でしたよね?やっぱりねぇ、さっきまで土の中にいた、そんな純情なウブな子に手を付けたら、いや、口を付けたら反応は、うす~いよね。味を出すって出来ないよね。まだ早いから、純情な乙女だから。

    • そうなんですよね、分かっていたのですが好奇心には勝てません。でも、私たち会ったばかりだし…。そんな感じの味でした(汗)。本丸は温存しているのでゆっくり熟成させてからにします。なんだか高級なワインでも作っているような感じですね(笑)。

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