今日からは畑通いがルーティーン(2023)

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今日からは畑通いがルーティーン(2023)
自家菜園

───2023年3月12日(日)。

今日からしばらく畑通い。

主たる業務はセルトレイへの水やりである。到着して5分で終わる簡単なお仕事だけれど、行きたくないけど行くしかない。こればかりは仕込んだ種が発芽するまで避けられなくて、今日もサヨリは元気です。

───畑通いは1週間くらい続くだろうか?。

僕の畑はイノシシ多発地帯のど真ん中。日没は18時までにミッションを終わらせなければ危険が伴う。出会ってしまえば痛みも伴う。僕の理想は夕方だけれど、今週のスケジュールを考えると早朝パターンも無くもない。朝が苦手な僕である。早朝パターンは避けたいところ。ドラえも~ん、良い感じの自動水やり機を出してよぉ。我が家のドラえもんに話しかけても、返って来るのは沈黙と冷たい視線のブーメラン。

───そこの愚かなるキミ。

その視線が実にイタい。

春の日差しに誘われて、畑に行く度に漏れるため息が不思議です。黄昏れているワケでなく、ノスタルジックなワケでもなくて、スイカの栽培スペースが見つからない。立体栽培で逃げ切ろうとした矢先の悪いニュース。スイカの実が強風に煽られるとヤバいのだとか。風に揺られたスイカの実が蔓や葉っぱと擦れて傷がつく。傷ついたらアウトなのだとか。とんでも無い事になった…そんな未来がビジョンに映る。

───台風が来たら終わりやん…。

邪悪なニュースに腰が引け、昨年同様、露地栽培へと舵を切る。去年は気がつけば蔓が暴走モードであった。だから途中で放任栽培しか打つ手が無かった。けれども…だ、今期はオボッチャマン君くらい真面目にやるデス。なので、1苗あたりの収穫量は3個~4個が限界値。そこで悪魔の囁き始まる。

───面積あたりのコスパが悪い、買った方が安いでしょ?。

負の思考回路が起動する。

きゅりもトマトも茄子だって、小スペースで何個も採れる。やりようでは毎日の収穫だって夢じゃない。逆にスイカとメロンは面積喰いが難儀である。とは言えリクエストあるからやるっきゃない。遠く離れた友人との約束もある。前回の失敗で次のスイカは袋栽培だと決めていた。サヨリさんの砂袋を使えば見た目も可愛かろう。にゃんこの写真が可愛い袋。その袋の中で土が完結されるのだから連作障害の心配も無い。ちなみに、今回、撒いたタネはシャリっ娘。小玉でシャリシャリした食感と割れにくいのが特徴のスイカである。

───ようするに、問題は蔓を伸ばす敷地である。

どう考えてもそれが見つからない。向かいのホーム、路地裏の窓、そんなところにあるはずないのに探しているうちに答えが出た。沢山植えたい、山ほど収穫したい、野菜王に俺はなる!。その欲望とは真逆の発想。

───世界平和。

そう、争いも、犯罪も、悲劇も無い世界。あれこれ思うな、欲を出すから入らない。つまり、全稼働を目論んだ畝を休ませるが着地点。だから2畝に対して植え付け予定だった夏野菜を捨てる。政治家に例えるとすれば利権を捨てたというべきか。

その畝の両サイドから蔓を伸ばせばスイカ苗4本イケる。最大で16個の収穫が見込める。悪くないけれどそれだけじゃない、テイジン。畝の中心は2.5m地点である。畝の真ん中の手前から蔓を折り返せば、畝の中心で何かを育てる事だって不可能じゃない。さつまいもを挟んで西と東。毎年入れ替えれば連作回避のローテーションにもなるだろう。割と妙案だなと自画自賛にほくそ笑む。誰も褒めてはくれないけれど、畑の平和は確保される。

───これでスイカの行き先の決定だ。

最後に残るはメロンである。保健室の先生くらい滅多に合わない希少な果物がメロンである。メロンは袋栽培と立体栽培のハイブリッドの道しか残されていない。アンデスに続くこの道をどう切り抜けるかね?、マルコ。メロンをたずねて三千里、初めてのメロン栽培だけれど、物語の1ミリくらいは進んだだろうか?。

───その前にセルトレイの種である。

何はともあれ芽吹かなければ始まらない。誰か水やりやってくれないかな~。年度末だから時間が取れない。さつまいもの立枯病くらい時間調整が辛いのだ。気は進まなくても時間は進む。種をまいたら、もう、後には戻れない。気が重いのだけれどそのうち何とかなるだろう。

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