心も体もポッカポカな〝麻婆こんにゃく〟を作ったよ

麻婆こんにゃく
火曜日(レビュー)

 火曜日はレビューの日

 今日は、新たなレシピを発見しました。

 寒い夜には辛さが欲しい。だって、体が温まるから。けれども、経済的かつダイエットの観点から見れば、もはやココイチでさえもが夢である。この物価高のご時世に外食などご法度だ。禁止と呼ぶより、むしろ罪。

 辛くて、温まって、美味しくて。それでいて、たくさん食べても太らない。この方程式から導いた結論が、麻婆豆腐からの麻婆こんにゃく。こいつはね、冬の魔法使いからの贈り物に違いない。〝麻婆と言ったら丸美屋♪〟でお馴染みの、麻婆豆腐ならぬ麻婆こんにゃく。サクッと辛口で仕上げてみせよう(笑)

 我ながら名案だ。名案だけれど、豆腐も入れよう。豆腐も入れて、鳥貴族も入れてあげよう。コリコリとした親鳥の歯ごたえ。それが、きっと、アクセントを奏でるだろう。妙案だ。若鶏でもいいけど、でも、やっぱり、ここは親。豆腐と、こんにゃくと、鶏肉と。少しくらい多めに食べたって、これなら太ることもない……たぶん(汗)

 作り方は簡単だ、材料を入れて煮込めばいい。

 麻婆豆腐の作り方を知ってるかい? 中華鍋に油を敷いて、先ずはニンニクを軽く炒める。ニンニクがカラッと上がると頃合いだ。直方体に切った豆腐を入れて軽く炒め、麻婆豆腐の素を入れて水を加える。少し煮込んだらお湯で溶いた片栗粉でとろみをつける。最後の仕上げにラー油を一振り。器に入れたら、刻みネギを振りかける。ジャーン! って感じで麻婆豆腐の出来上がり(笑)

 それを全く無視して鍋のように煮込んでも、それなりの味に仕上がるのは、丸美屋マジックなのだろう。これ全てが時短だよ。だって、僕には時間がないのだ。これくらいで丁度いい。それをですね、どんぶりにご飯を入れて、麻婆を乗っけて麻婆ドーーーン!!! 水を多めにして、お茶づけっぽくするのが僕好み。これなら、食べる時間も短縮できる。麻婆どんぶりだって、ホット・ドリンクなのである。

 一口含めば、額から汗が出る。得意の激辛じゃないけれど、体は正直にできている。これでも十分に温まる。出汁が染みた柔らかい豆腐。そして、安定の固いこんにゃく。さらに、甘い鶏肉のコリっとした歯触りが、冷めた心までも覚めさせてしまう。何だこの味は! まさしく、お母さんのきんぴらゴボウ。

 今はあれか? 食べ物に〝お母さん〟って付けたら、知らない誰かに叱られるんだっけ? でも、まぁ、うちの場合は、てか、昭和でお父さんのきんぴらゴボウなんて聞いたこともない。かの有名な〝クッキングパパ〟だって昭和60年からの連載なのだ。だから、昭和という名の異世界人の戯言であると、そう受け取っていただければ幸いです(汗) 全てを踏まえて、これが分かるアナタ。そりゃもう、お友達です。

 兎にも角にも、ごっつあんでした(笑)

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