小説アイデアパクられ問題とスタースシステム

金曜日(小説の話)

 金曜日は小説の話

───お前のアイディア、パクられないか?

 いえいえ、ご心配には及びません。そんな凄いの書けないし(汗)

 僕は思い付いたことをブログに書き殴るタイプだけれど、そこを心配する人がいる。でも僕は、ブログは書いてナンボだし、アイディアなんて、すでに世の中に出尽くしたと考えているし、今日もサヨリは元気だし(笑)

 つまり、やった者勝ちなのだ。

 たとえるなら恋愛ストーリー。男と女、百合と薔薇、想定されるパターンはこの程度。付け加えるなら宇宙人とか、異世界人とか、獣人とか……その程度。おじいちゃんと孫娘はあかんやつだ。おっさんとJKもたぶん無理。それを自分に当てはめると、僕はそこまで器用じゃない。つまり、男女の恋愛一択となる。ささやかな経験だけを頼りに書くっきゃない。僕のような凡人が、どんなストーリーを組み立てたとて、すでにシェークスピアが書いているのに決まってる。何もかんもが16世紀に出尽くした。そう、考えた方が幸せだ。無意識とはいえ、逆に僕がパクっているかもしれないし……気にし始めたらキリがない。

 SFの世界も同様である。空を自由に飛びたいな。SFだって、人類の欲求と要望の延長線にあるのだから。突拍子もない発想なんて、昭和の時代にぜんぶドラえもんが叶えてくれた。そう考えれば、駒はすべて出尽くしたとは言えないだろうか? それらを踏まえて、ストーリー云々について、僕だけのオリジナルなんてあり得ない。

 武芸の達人は、最後まで弟子に奥義を教えないという。〝これは!〟そんな画期的なアイディアは胸の内に。ふわふわ書いている僕だけれど、僕もそこまでバカじゃない(汗)

 キャラにしても同様で、ツンデレ、ヤンデレ、かわい子ぶりっ子。そのすべては出尽くした。たとえ狂気に振り切ったとて、嫌な人間像は出尽くしている。現実に〝こんなヤツはいない〟と思っても、歳を重ねるたびに出るわ出るわなのである。その観点から考察すれば、年寄りの悪口はお勉強になる。すべては小説の肥やしにしよう。だから黙って、笑って、ニヤニヤしながら、他人様の愚痴を聞く習慣が出来てしまった。もうね、話を聞いているだけでも無茶苦茶だよ。どれもこれもが小説になる(笑)

 今回はこれで……。

 ログラインが決まったところで、次の難問がキャラ設定。この配置が難しい。主人公は普通の人にするのだけれど、振り切ったキャラ設定を考え始めると困惑の極みだ。このご時世、どこまで振り切ってよいものだろうか? そんなことを考えてしまう。キャラが決まると名前が必要。僕の中で最も難問なのが名付けである。ミッションランク=SSオーバー! いかなる犠牲もいとわず任務を達成せよ。なのだけれど、僕を毎回悩ませる。一応ね、キャラの背景とかも考えるし……。よき名前を付けてあげたいし。もしかしたら、もっとも時間を費やしていい作業なのかもしれない。

 だから、たとえモブでも他の話で接点を持たせたい。もしかしたら、準主役を張れるかもしれないし。すべての物語は同じ世界で、どこかでキャラ同士がすれ違ったり、話に絡んできたりして。こういうのを〝スターシステム〟と呼ぶらしい。この用語、最近知ったから使ってみた(汗) とはいえ、ブログ王の世界にベジータさんや貞子タンを登場させているのだから、もはや、そもそも、スターシステムも破綻しているのだけど(汗)

 小説を書き始めて1年未満。今は、自由奔放に書くべきだろう……たぶん。

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