仮面ライダー1号変身ベルトの販売価格と売り上げ本数

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エンタメ・テレビ

1971年4月3日(土曜日)午後7時半。仮面ライダー第1シリーズ第1話が放送された。ライダーブランドは、それ以降32シリーズが制作される人気シリーズになる(2021年現在)。それに伴い「仮面ライダー誕生50周年企画発表会見」が行われた。

東映株式会社 代表取締役社長 手塚治氏がバンダイの関係者に聞いた話によると、仮面ライダー初の変身ベルトは三百数十万本を売り上げる。以降、玩具、スナック菓子、衣料品、子供の日用品(弁当箱・箸・コップ)、学習用品(鉛筆・消しゴム)へとプロモーションは拡大され現在に至る。

参考:仮面ライダー生誕50周年企画 発表会見(YouTube)

仮面ライダー変身ベルトの淡い思い出

怪傑黒頭巾、白馬童子、黄金バット、怪傑ハリマオ、虹色仮面、流星王子、ナショナルキッド、月光仮面…。どうだい、知らないだろ?。仮面ライダー以前にも等身大ヒーローは存在した。テレビでも大人気。武器は日本刀かピストル(銃)。それだけでヒーローになりきれた先輩世代。いわゆる「カエルのケツに爆竹世代」の想像力と実行力には目を見張る。花火も爆竹も当たり前に駄菓子屋で手に入る時代。ヒーローごっこも火器導入で西部警察スケール。今では考えられない遊びが日々繰り広げられた。遊びでさえも命がけ、そういう事です。

そんな折、僕らの次世代の前に現れたバッタ男、もとい、仮面ライダー。戦い方も日本刀からライダーキックへとあっさりと世代交代。30cmの高さえあれば降りるときはライダーキック。校庭でも園庭でも学校の階段でも「とう~!」という雄たけびがコダマした。滑り台の向こう側から聞こえて来るのは「シュワッチ!」。気にするな、あれは敵だ。いずれ宇宙へ帰るだろう。

そんな折、テレビCMに流れた商品に開いた口が塞がらない。仮面ライダー変身ベルトの最初の出会い。ベルトが光る! 回る! これが最初の変身ベルトだ!。このおもちゃは画期的だった。守られる立場から戦える立場になれるアイテムの登場。これはデカイ!なりきれる!でも高い!。買ってもらえたのは近所のスネ夫だけ。

当時の大卒の初任給は46,400円。大人から見れば風車が付いたベルト如きに1500円など出すワケがない。時を同じく酒屋にビール瓶を持って行くと1本あたり5円もらるトリビアが広がる。「オヤジが300本ビール飲んだら買えるなぁ~…」「でもそんなに飲んだら死ぬよな…それは困る」そこから妄想が止まらない小学校の昼休み。正義はどこへ行ったのだろう…。

そんなクリスマスイブ。サンタクロースの帰り道。赤ら顔のサンタさんから貰ったベルトはパチモンで、偽物で、それじゃない!。そもそも風車が回らないし色も違う。安かったから買って帰った事を子供心に理解した。

そこで少年は悟る、大人になって自分で買おう、変身ベルト。それ以降、変身ポーズの練習だけは怠らなかった。いつか来るその日のために…とう~!。

お父ちゃん
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謎のお姉さん
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サヨリさん
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