畑に植えたサツマイモは順調に成長しています、猪さえ来なければ

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サツマイモ畑
自家菜園

───お芋さん、お芋さん。

サツマイモを食べた翌朝の排出効果に直腸が揺れた。それ以降、サツマイモは僕の食卓に欠かせない存在となり、Twitterでお芋さんを連呼し続けていたら、Twitter懸賞で芋ぴっぴが当選した。それはダイエットに励んだ去年の話。時は流れて状況も変わる。畑を始めた最大の目的はお芋さんにあった。だってそうでしょう?、サツマイモって高いもの。毎日食べるのにはちと厳しい。

───そう考えた時期が遅かった。

サツマイモの花言葉は乙女の純情。

5月も末、芋の苗は市場から姿を消した。それでも諦め切れずにスーパーでサツマイモを購入する。そこから芽を出す作戦だった。けれど、種芋から芽が出る気配もなく種芋作戦は机上の空論で息絶えた。捨てる神あれば拾う神あり。ピーチ師匠の奥様が気の毒に思ってか、僕に芋の苗を10本もくれたのだ。手取り足取り畑の前で植え方の指導つきである。言われるがまま畝に仕込んだ苗の行く末。それをブログに書く事が無かったのにはワケがある。

サツマイモの苗

───水も肥料も与えないのに全く問題が生じないのだ。

さすがは枯れた土地である。

猪の脅威があるだけに、元気に育つサツマイモが人目を惹く。お盆が過ぎると一気に蔓が伸び始め、嫌でも存在感が高くなる。今、僕の畑でセンターを張っているのはこの子と言って間違いない。最も危険に晒されている存在でもある。「それサツマイモ?、猪は大丈夫?」そう、それは6月から幾度も尋ねられた言葉である。幸いにも未だ猪の被害は無い。前の畑も、隣の畑も、5秒向こうの後輩の畑にも、爪痕を残した猪だけれど、どういう訳か僕の畑を襲う事は一度もなかった。

───それでもいずれ奴は来る。

これが僕らの見解で、これが嵐の前の静けさなのだろう。スタートが遅れた分、芋掘りは10月以降の予定である。これからの1ヶ月を乗り切れる自信など何処にもない。害獣柵も猪が本気になれば、たちどころに破壊されてしまうだろう。奴らは神にも悪魔にもなれるマジンガーZくらい強いのだ。これが分かるアナタ、そりゃもう、今からお友だちです。

───物理防御と嗅覚攻撃。

猪は鼻が効くと言われている。その能力は、土の中のミミズの居場所が分かるのだとか。だったら嫌いな匂いで守ろう。その為に唐辛子を植えて柵の周りに実を千切ってはまいている。愛猫サヨリが用を足した後の猫砂を添えて。どうせ捨てる猫砂だから害獣避けに一役買ってもらおう。少なくとも猫よけにはなる。そんなうちのサヨリはトラ顔である。元々はお嬢様な顔立ちだったけれど、いつの間にやら迫力が出た。かれこれ尻尾が二又になる年頃だから、猫がトラになっても驚きはしない。おしっこの香りもトラっぽくなっているのなら、猪避けの効果があっても不思議でもない。そういうの、凄く高い値段で取引されているらしいし…。

───猪対策はネコ頼み。

サヨリは今日も元気です。

コメント

  1. ピーチ夫人、優しい方ですね。-猪vs猫-絶対サヨリさんに勝って欲しいっ!猪って、畑の中だと害獣と呼ばれるけど、お鍋の中ならボタン鍋、レストランの皿の上ならジビエ料理。うーん‥存在価値って、存在する場所で随分と違うものですねぇ。実際に被害にあうと、もう本当に腹が立って害獣としか思えないけど。

    • 今年はピーチ夫人にお世話になりっぱなしです(汗)。猪の増加に伴いカチカチに凍った牡丹肉が流れて来ますが、比例して被害も拡大中で要注意な害獣です。野良猫や家猫も悪さをするようですけど、サヨリパワーで全く被害はありません。最初っから撒き散らせていたので、その点では効果があったのでしょう。お芋さんを掘るまで猪が来ませんようにと祈る日々です(笑)。

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