謎の円盤UFO見たことある?僕の3度の目撃談はこれでした

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UFO目撃情報
香川県・うどん・遊び場

ふと空を見上げると何かが飛んでいた。もうすぐ夏の夏至の日の夕暮れ。雲一つない晴天。うどん王国、香川県の遥か上空。何か分からないのだけれど、火星や金星よりも一回りほど小さな点がゆっくりと移動していた。BGMには木曜スペシャルUFO特集のあの曲。ポカンと口を開け、天を仰ぐ二人の小学生。何も語らず、身動き出来ず、帰りたいのに帰れない。僕たちは白い点から視線を逸らすことが出来なかった。たぶんそれは、焼きそばじゃない方で、ピンクレディーじゃない方のUFO(unidentified flying object)だったのだと思う…。

謎のお姉さん
謎のお姉さん

今、随分な告白してくれたね

お父ちゃん
お父ちゃん

いや、そろそろ

UFOブーム来るかなって思って

人生で3回だけ見たから書いとくよ

ちなみに6月24日はUFOの日です

香川県で2回、熊本県で1回、UFO目撃?!

UFO、幽霊、ネッシー、ツチノコ、河童、口裂け女、超能力…。昭和は未知と浪漫で溢れていた。テレビという情報源を通して溢れかえっていた。そのムーブメントは月間ムーの存在も後押しする。木曜スペシャルUFO特集の夜はワクワクしてテレビの嚙り付いた少年期。3度だけ未確認飛行物体を目撃した…。今回はこんな感じで話を進めます。

UFO.1 香川県高松市某所:1974年(昭和49年)午後7時頃

1974年(昭和49年)の夕暮れ。太陽が西の空へ消えゆく頃、東の空に昇る月。僕は小学校のマサミツくんと校庭で同級生とサッカーボールを蹴っていた。小学生は何にでも感動するいきもので、丸い月から薄っすらと見えるクレーターを凝視していた。根性でクレーターの光を眼球に集めた。そうする事で我が瞳は望遠鏡にも匹敵すると信じて疑わなかった。あほな小学生の姿はそこにあった。

しばらくすると、小さな白い点が月へ向かって移動しているのを見つけた。どちらともなく「飛行機かな?」「凄い遠いところ飛んでるな」―――ポツリ、ポツリと会話を交わす。星のように見えて星じゃない。それは小学生にも理解出来た。ゆっくりと月へ向かう点。思い出せば物凄いスピードである。しかも、デカイ。

その点は月の中へと吸い込まれてゆく。待った。しばらく待った。30分待った。点は月から出てこなかった。あれはいったい何なんだ。騒ぐことも、笑う事も、語る事もなく、僕らは家に帰った。「今何時だと思ってるの!」そして、オカンに叱られた。UFOの事は言えなかった。

お父ちゃん
お父ちゃん

飛行機にしては高度が高いし

人工衛星にしては遅いし

月から出てこない事が未だに解せぬ

UFO.2 香川県高松市某所:1975年(昭和50年)午後6時頃

二度目のUFOは翌年の事である。月から出てこなかったUFOを一緒に目撃したマサミツくんは、学年が上がったと同時に何処かの小学校へ転向してしまった。これも夕方。瀬戸の海へ沈む夕陽を眺めていた。真っ赤な夕焼けになったり、大きな夕日が稀に見られるのが、夕焼けウォッチの醍醐味だ。

生ぬるい防波堤のコンクリートに座り込み、足をブランブランさせながら日が沈むのを待つ。BGMには「太陽の季節」。少しませたガキだった。そろそろサンセットショータイムの終わる頃。ポカンと丸い球体が浮かんでいるのを見つけてしまった。あ―――月の―――。今回のブツは割と大物。飛行機くらいの大きさに見える。夕陽を浴びて光っているようだった。

そこはやはり小学生。固まった。口を開けて固まった。その丸は徐々に小さくなった。視線と進行方向が一直線なのだろう。ゆっくりと小さくなる丸。クレーターを見るように、眼球の絞りを望遠モードへ切り替える。小さな点が消えるまでロックオンを続けた。やがて点は米粒のようになって消えてしまった。時間にして1分程度の出来事だった。

ひとりだった事もあり、急に怖くなって家に帰った。「今、何時だと思ってるの!」今日もやっぱり叱られた。UFO、出るなら早く出ようよ。心底そう思った。

お父ちゃん
お父ちゃん

あれは気球の可能性が高いと考えています

楕円形タイプの気球を真後ろから見るとそう見えるでしょう

あの時代、あの時間

海の上を飛行船が飛んでいたらの話ですけれど…

UFO.3 熊本県上熊本某所:1987年(昭和62年)午後8時頃

三回目は凄いよ。色付きで、一瞬で、目撃者は二人。金縛りに合いやすいKくんとの目撃情報。小学生のUFOなど、まるっと、ぬるっと、記憶の彼方。バブル景気で世の中がウェ~な能天気だった1987年。僕はKくんのアパートで巨人ヤクルト戦を観戦していた。

野球放送が「一部の地域の皆さんは、プロ野球ニュースをご覧ください」の前に終わった。それと同時に「うわぁ~!」と二人が声を上げる。人間は理解を越えたモノを見るとフリーズを起こすようだ。しばらくの沈黙の後。お互いが確認を始める。「みたと?」「みた」「緑だったと?」「グリーンだった」「マジか!(二人で)」

それは一瞬の出来事で宇宙刑事ギャバンの蒸着タイム「0.05秒」に匹敵した。それを同時に見てしまったのだから盛り上がる。上熊本方面から熊本城へ高速で飛ぶグリーンの帯。ふつうにテレビ案件じゃなかとね。テレビのチャンネルをガンガンと回し、各局のローカルニュースを見て回る。NHKを入れて4局だけれど。

結局何の情報も得られず、学校でクラスメイトに尋ねるものの「頭がバブってんじゃね?」「矢追純一見過ぎじゃね?」と一刀両断で幕を閉じた。もう、よかよ。誰にもUFO言わんけん。UFOでロクな事もなかった。だから、こんな話をするのも30年ぶりになるだろう。僕のUFO目撃体験はこんなところです。過去に書いた記事の中でも初めて書いた話。信じるか信じないかは…。

お父ちゃん
お父ちゃん

緑の高速物体は盛り上がったなぁ

吊り橋効果も相まって

Kくんとはめちゃ友だちになれたよ

UFOは信じるけれど宇宙人は地球に来ない

僕は基本的に宇宙人の存在を信じていません。地球外知的生命体の存在はあるでしょうけれど、彼らが地球に訪れる可能性はゼロに近いと思っている派です。だってそうでしょう?、好戦的で、我がままで、身勝手な生物の住む星に来たいと思いますか?。見つかったら最後、めっちゃ攻撃されそうです。それでも地球を目指すのなら、それ相当な科学技術を有している事でしょう。だったらどうします?。一気に攻め込んで支配される。これも嫌だ。そんな理由からUFOはどこかの国の秘密兵器、もしくは、自然現象の何かだと割り切っています。それでも見てしまったUFO。あの頃の僕はどうかしていたのでしょう。たぶん、木曜スペシャル、11PM、矢追純一さんの影響が大きかったと思います。天を仰いでUFOを探す―――それはそれで幸せな事ですけれど。

サヨリさん
サヨリさん

そんな事はにゃいにゃん

宇宙人は地球に来てるにゃん

NNNを通じて…

お父ちゃん
お父ちゃん

最後に『キジとら』からのお知らせです

謎のお姉さん
謎のお姉さん

今のおすすめ記事は『ユニクロのヒートテック2021が暑い!』デス❤

サヨリさん
サヨリさん

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