6月24日はUFOの日。
空飛ぶ円盤記念日とも呼ぶね
そうなの?
UFOキャッチャーの日でもあるのよ
1947年(昭和22年)。後にUFOの日と呼ばれる6月24日。アメリカ・ワシントン州で世界初のUFO目が目撃された。この事件は目撃証言者の名を取りケネス・アーノルド事件と呼ばれている。世界中から報告されるUFO目撃情報はこの日から始まる事になる。
事件は実業家 ケネス・アーノルド氏が自家用機で飛行中に起こった。9個の未確認飛行物体が数珠つなぎに飛行するのを発見。形状は三日月型として報告される。これをアメリカ空軍が Unidentified Flying Object(未確認飛行物体)の頭文字を取り『UFO』と名付けた。発音は「ユーフォ―」ではなく「ユー・エフ・オー」である。
翌月7月8日、ロズウェルUFO墜落事件が発生。UFOのフォルムとして最も有名なアダムスキー型円盤が撮影されたのは、ケネス・アーノルド事件から5年後の1952年12月13日である。
1970年代はUFOブームで日本が湧いていた時期
アメリカ合衆国がアポロ11号が月面着陸を成功させた1969年7月20日以降、人類の注目は宇宙へと向けれた。イギリスの特撮ドラマ「謎の円盤UFO(1970)」が日本での高視聴率を発端に、子供向けアニメではUFOロボ・UFOロボ グレンダイザー(1975)が、食品業界では日清食品UFO(1976)が、芸能界ではピンクレディのUFO(1977)が次々とヒットし、1978年の映画『未知との遭遇』でUFOブームは頂点に達する。90年代までUFO特番は定期的にテレビ放送されていたと記憶している。
当時の小学生たちは空を眺めてUFOを探したものだった。UFOブームに楽しく乗っかった。かく言う僕もよい子のひとり。本を読むより、勉強するより、空を見ている時間が長い少年期を過ごした。その背景には矢追純一氏の影響が大きい。日本テレビディレクター矢追氏は、SFの世界・空想の世界から現実の世界へとUFOを引きずり出した。木曜スペシャルUFO特集が楽しみで仕方なかった。
初期ではUFO目撃情報とUFO写真だった。その後、UFO拉致事件へてキャトルミューティレーション、冒頭のロズウェルUFO墜落事件、MJ-12(マジェスティック・トゥウェルヴ)へと放送内容は現実味を帯びてゆく。試験的に11PMで放送し、反響を見て木スぺ放送という黄金システムが作られた。
子ども心にUFOはねぇ~。でも―――ねぇ~。サンタクロースも信じない子どもだっただけに、UFOも半信半疑。でも、あった方が楽しい事には変わりはなかった。そんなある日。念願のUFOらしき物体を目撃した。矢追脳と言われても仕方の無い話ではあるものの。
見ちゃったものは仕方ないんだよなぁ~
ふと空を見上げると何かが飛んでいた。もうすぐ夏の夏至の日の夕暮れ。雲一つない晴天。うどん王国、香川県の遥か上空。何か分からないのだけれど、火星や金星よりも一回りほど小さな点がゆっくりと移動していた。BGMには木曜スペシャルUFO特集のあの曲。ポカンと口を開け、天を仰ぐ二人の小学生。何も語らず、身動き出来ず、帰りたいのに帰れない。僕たちは白い点から視線を逸らすことが出来なかった。たぶんそれは、焼きそばじゃない方で、ピンクレディーじゃない方のUFO(unidentified flying object)だったのだと思う…。
キジとら「謎の円盤UFO見たことある?僕の3度の目撃談はこれでした」より引用
これも「信じるか信じないかはアナタ次第」ではあるものの、数十年に渡り口を噤んでいたのは、MJ12が怖かったわけではない。若い頃「頭がおかしい」と「あいつ危ない」とか思われるのが怖かったというのが本音です。今となっては懐かしい想い出話…。
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