───今日、吉野家にしない?
何ゆえ、吉野家?。
そのフレーズはケンタッキーのでしょ?、そこは汗だくおねだり充希ちゃんの出番でしょ?。今日、ケンタッキーにしない?、って、おっさん言うな。
高畑さんからのお誘いとあらば、今からだって飛んで行く。そこが不味い飯屋だろうと、三ツ星レストランの味がするもんだ。でもね、今日は、から揚げの気分で牛丼はお呼びじゃない。キミは充希ちゃんでもないし、おっさんだし、吉野家へ行く理由が1ミリも見つからない。
つまり、その案却下の方向で。
───吉野家にから揚げあるの知らないの?、それともバカなの?
いつもそう、いつだつてそう。半ば無理やり車に乗せられ目的地へと連れていかれる。言っとくけど、お前が誘っんだからな、昼飯代奢れよな。
───甘かった、馬鹿だった、自腹だった
数年ぶりの吉野家は、僕が知る吉野家ではなく、マックだった。
から揚げ丼、豚汁セットで
レジカウンターでから揚げ丼セットを注文すると、ポケベルのような機械を渡された。これが鳴ったら取りに行くシステムらしい。ありがとうございます、了解しました、慣れなくてごめんね。
───ここ、ホントに吉野家ですか?
10分ほどすると、あのポケベルに似た機械が鳴った。正式名称は「ワンタッチコール」と言うらしい。カウンターでから揚げ丼セットを受け取り席にもどる。実のところ800円は予算オーバー。次は割引券を使おう。
───昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家
殺伐としていない、U字カウンターもない、つゆだくもネギだくもない。ゴノレゴの世界観は跡形もなく消え去っていた。僕の知る吉野家は、もうこの世に存在しないのだろうか?。少し違う世界線に迷い混んだ感覚すら覚える。
令和の吉野家は独りでは入り辛い。それで僕を誘ったわけか、、、。
───どんぶりの上に三個の大きな唐揚げ
メニューの写真とは違って見えた。これもマックテイストかとも思ったけれど、あとで考え直すと、そうでもないかった。
───店員さんの盛り付けの問題だった
きちんと盛り付け直せば良かったと軽く後悔。だってそうでしょう?、料理だって映えは大事です。もっと、こう、ご飯が見えないようにから揚げを詰めて欲しかったな。
───それにしてもデッカイな
歯ざわりサクッと中はジューシー。ほっともっとのから揚げ弁当に慣れた口に、ビックリするほど大きい唐揚げ。今夜の晩ご飯は抜きでイケそうなボリューム感。店の前の垂れ幕で大プッシュしていたのも頷ける。うまい、早い、安い、吉野家の牛丼には悪いのだけれどリピ確定の予感。
セットの付け合わせにはキムチ。
付け合わせには、生野菜と、お新香と、キムチと、まさかのから揚げから選べる。このラインナップなら迷わずキムチを僕は選ぶ。辛さを期待しての選抜だった。けれど吉野家のキムチは辛く無かった。僕の中で、吉野家のキムチは美味しいキムチという位置づけになった。美味しいよ、美味しいけれど、もっとこう、舌を刺激する辛さが欲しかった。
───次回はお新香を頼みます
───真の本丸の豚汁
これがセットの価格を一気に引き上げた張本人。汁の味はすき家の豚汁に近い感じ。吉野家の豚汁は価格に見合って具沢山だった。普通なら手を加えなければ中の具は見えないもの。この状態からも具の多さが見て取れる。そこは大きな嬉しい誤算。冬はやっぱり豚汁が無ければ物足りない。
───牛丼、豚丼、うな重に定食
以前に比べて格段にメニューの数が増えた吉野家。まずは、から揚げで攻めてみたけれど、次回はカリガリ牛カレー(税込547円)を食べてみたいと思った。
今回のセットのカロリーの内訳は、から揚げ丼(917kcl)、豚汁(160kcal)、キムチ(26kcal)の合計1,103kcalだった。
つまり、晩飯は蒸したサツマイモと水に決定だ。
───明日のお昼は何食べよ?
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