麺多くない?さぬきうどん 三よし(高松市木太町)

うどん 三よし
香川県・うどん・遊び場

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───おやつの時間だ、うどん食べよ!。

桃の実との激闘を終え、お次の予定はネットショップのお手伝い。その道中、大切な何かを思い出す。そうだった、そうだった、朝から何も食べてない。体力持つかな?、イケるかな?、やっぱ、血糖値を上げとないと。

マクドナルドで昼マック、それとも松屋で牛丼か?、ギュイーン!と進んで喜楽でラーメン?。迷った時はうどんだな。ずいぶん昔から知ってるけれど、一度も食べた事なきうどん屋の前で立ち止まる。

───さぬきうどん 三よし(高松市木太町)。

その店は、これまで何千回も店の前を素通りしたうどん屋だった。知人友人から噂を聞いた事も無かったし、時刻は2時半を回っている。この時間帯、閉店間際の注文、その行為、実はギャンブルなのである。

───うどんはな、10玉まとめて茹でるもんや。1玉だけで釜に火は入れられん。赤字出る。閉店間際のうどんに期待するな。そんな時間に釜揚げなんて注文したらあかんで。迷惑や!。

行きつけのうどん屋の大将に、若い頃から口酸っぱく叩き込まれている。閉店間際のうどん店、「つくり置き」が当たり前。おやじは笑って語るけど、その目からは、本気しか感じられなかった。讃岐うどんのノウハウは、そのおやじから学んだ。

───今まさに、そのタイミング。

さて、どうする…。ダメ元で入っちゃう?、入ってみるかい。20年越しで気になるうどん屋の暖簾を潜ると、サラリーマン風の男がスポーツ新聞を読みながら、カレーうどんを食べていた。僕は競馬は分からない。けれど、どうやらレースの予想しているらしかった。

───じゃ、僕もカレーうどん。

とはならないよ。

午後2時40分、閉店時間ギリギリで、注文したのはきつねうどん。その注文に意味はない。メニューの中で目に留まったのが「きつね」の三文字だった。

───きつねうどん、大、下さい。

5台のテーブルとお座敷。ざっと満席で25人ほど。昔からある食堂の雰囲気漂う店構え。椅子に腰掛け、iPod touchを開き、待ち時間を利用して、記事の枕をフリック入力。

───注文間違えたかな?。

5分ほどで、きつねうどんが出来上がる。大、つまり2玉を注文した筈なのだけれど、思ったよりも器がデカい。もしかしたら特大と聞き違えたのかも知れないな。僕はうどん三玉選手に見るのだろうな、こんな見かけでごめんなさい。

───量も多いがお揚げもデカい。

でも問題ない。

これくらいなら全然イケる。閉店時間10分前。5分もあれば事足りる。今日はじめての固形物。食欲と好奇心とが相まって、一気に麺を流し込む。うどんは飲み物、そういう事です。

───甘っ。

僕の舌が感じ取る、甘いが僕の第一印象。お揚げが甘いのか、スープが甘いのか、麺…それは無いか。これで全てが理解出来ないのだけれど、甘味が強い出汁というのは見当違いでもなさそうだ。

───麺の味は想定どおり。

入店時間が遅すぎた。

作り置きだとすれば、悪い麺だとも思わない。お昼直前、11時から12時のゴールデンタイムに再来しなければ、一概にどうこうとは語れない。それを考慮してこそのジャッジである。つまり、もう一度、来る気になったという事である。近くにあるなら通うのに…。

───それにしても麺の量が多いな。

一気に飲み干し、お勘定を支払うと、注文どおりの470円だった。写メしたメニュー、かけうどんは280円、大なら380円。値上げの春。なのに、リーズナブルな価格設定が嬉しい。

───近いうちにもう一度。

店を出て、ネットショップ立ち上げに向かう。BASEだから小一時間で目鼻が付く。訪問時刻は3時半。多く見積もっても5時半にはお役御免、その筈だったのに、まさかまさかのイレギュラー。

───50アイテムの商品情報。

それ、僕が入力するの?。そりゃ、もう、想定の範囲外、想定外の話でした。全てが終わったのは午後9時を回った頃。お手伝い終わりの帰り道、自分のお店…そろそろ持つか?。そんな妄想が止まらない。見上げると、空には青い月が輝いていた。

その話は、また今度。