スイカはね、雑草を抜くと枯れるよ

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自家菜園

 去年のスイカは半立体で、今年のスイカは半放任。親づる摘心を済ませたあとは、アメリカの女神くらい自由にさせている。小玉スイカは二本のトウモロコシの畝から勢力を伸ばす。収穫を終えたトウモロコシの茎は今では支柱の役目を担っている。

 ひとつの畝は順調で、もうひとつの畝では交戦中。だってそうでしょう? 隣のカボチャが強すぎた。こちらは、ひと玉採れれば御の字である。それも想定の範囲内なのだから。さらに、きゅうり、ピーマン、茄子の畝でも小玉スイカを育てていた。僕の予測とは裏腹に、もっともよい感じなのがこの混植激しい畝であった。この畝からスイカ六玉ほどの収穫を見込んでいる。去年に比べれば上出来で、今日もサヨリは元気です。

 問題は大玉スイカである。畝に異変が起こったのだ。ぶっちゃけ葉に元気がない。茎も枯れ始めたようにも見える。フライング気味だけれど、ひと玉を収穫しておいて良かったと思う。収穫ゼロじゃ〜、泣くに泣けぬ。その発端がこれである。

 雑草でも抜きますか。

 これが不味かった。知っているのにやってしまった。スイカの実が野球ボールサイズになった頃に追肥を行う。それはどの教科書にも同じ事が書いてある。追肥の場所は蔓の先端。これも同じ。うん、解せん! その理由が分からない。追肥って、茎の根元じゃん? 調べてようやく理由が分かった。

 スイカの根っこは蔓と同じような伸び方をする。つまり、根の先端は蔓の先っぽあたりに存在するのだ。そこを狙って追肥する。目に見えない根っこ。それをイメージ出来れば謎は謎でなくなった。セオリーどおりに追肥を行う。追肥をしながら気づいてしまう。

 雑草が生長し過ぎだ。

 直射日光を雑草に遮られたスカイの葉は、それでも元気はつらつな姿を見せる。だったら、雑草を抜いてしまおう。もっと、光合成をさせてやらねば。この痩せた考えが仇となる。それを知らずに、畝の雑草をスッキリさせた。その翌日、スイカの元気がなくなった。考えたくもないのだけれど、明らかに蔓まで枯れ始めていた。水切れを疑い、ジャブジャブと水を与えて様子をみる。変わらない…そして気づく。

 雑草を抜いたから?

 ここからは、あくまでも個人の意見である。雑草を抜きながら、スイカの根っこを傷つけたのだ。土の中でスイカの根と雑草の根とが絡み合っていたであろう。それをグイグイ抜いたのだから、本丸が無傷な方がどうかしている。何でも忘れる僕だけれど、この手の失敗だけは忘れない。畝の雑草への対処法。次回つーか、来年、畝の雑草はハサミでカットしようと思う。それと麦わらは今より厚めに敷き詰めよう(笑)

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