今更だけれど、ブログ小説の目次ページを作りました

小説始めました
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 分かった!
 おいら、作るし!

 ほんの数時間前、とある読者からのアドバイスがあった。小説を読む動線についてのアドバイスである。それは、僕が先延ばしにしていた事案であった。僕にとって読者からのアドバイスはお宝天国。そんなのブロガーなら当たり前。作るよ、今から! やらない方がどうかしている。この作業ならノートパソコンの出番である。ノーパソ電源、ポチっとな。速攻で、僕は処女作小説の目次ページを制作しながら、暑いけど、今日もサヨリは元気です(笑)

 暑くたって頑張るマン!

 とある少女からリクエストがあった。恋物語を書いてほしいにゃ(笑) そこで、書き始めた小説が『邂逅かいこう』である。タイトルの意味は、偶々たまたまうまく巡り逢うさま。昨年、偶々から始まった、僕の体験談をベースに書き上げた処女作である。つまり、小説の書き方すら知らないド素人しろうとが書いたお話だった。けれど、想いは百万倍込めた。とは言え、現在、執筆中の本丸のプロトタイプであり、完成度という側面から見ればまだまだ未熟。中学生の作文の域を越えてはいない。簡単に言ってしまえば、小説のテイを成していない。当たり前だ。

 それでも何かしらの反響はあった。泣きました… それには自分でも驚いている。だってそうでしょう? 誹謗中傷ドンと来い! その勢いなくして「小説を書きました(テヘっ)」なんてやってられない。そりゃもう、ある意味で、清水の舞台から飛び降りる覚悟を抱いて、清水の舞台からバンジーしたのだ。後は野となれ山となれ。そうやって投稿した夜が昨日のように思い出される。

 僕らのバックグラウンドを知る人なら普通に泣けるお話であろう。けれど、一般読者に向けて僕は泣かせるお話など書いてはいない。ブログで使っているような言葉の畳みかけすら使わなかった。今でも本質を書くのは辛い。当時はさらに辛くて辛くて仕方なかった。だから、心にブレーキが掛かった。己の心を守るためにセーブした。生みの苦しみなんて全くなかった。湯水のようにセリフが浮かんだ。心の闇ににダイブして、心を削って這い上がり、そしらぬ顔でライトに仕上げる。それが12回夜続き、本丸のプロットも完成してしまう。さて、どこから話を書きだそうか…

 今、僕はここにいる。

 あの頃よりも気分も落ち着き、新作執筆に追われている身だけれど、あらためて、じっくりと、邂逅を読み返してみた。下手だった。これ、誰が書いたの? うまいこと書けてるじゃん(笑) 下手だけれども面白く感じた。タイトルを今風に変えて…たとえば、「僕の曽祖父そうそふに恋した生まれ変わりが目の前にいるのだけれど、その娘が美少女過ぎて混乱している」とかに変えて、エンターテイメント性を加味してブラッシュアップさせれば、きっと、面白みも増すのだろう。でもそれは、本丸の次に考える。たぶん、本丸の続編とかスピンオフになるのだろう。

 オリジナル『邂逅』は、僕の正直な気持ちを綴ったお気に入りの作品である。余計な要素は排除して、必要な要素を付け加えながら、大切に育ててゆきたいと思う。

コメント欄へ感想がもらえたら凄くうれしい。

 まほろばの友人だってそう願っているはずだから。

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