ありがてぇ~!小説を読んでもらいました

小説始めました

 何かを書く。

 ブログでも、小説でも、ポエムでも…。難しいように思えて実は容易い。上手かろうが下手だろうが、自分が書けばそれで目的は達成される。100%、誰にだって出来る事。難しいのは、書いたモノを最後まで読んでもらう事である。このハードルを神様は予想以上に高く設定している。だってそうでしょう?、すべてが他力本願なのだから。泣こうが、叫ぼうが、ボヤこうが、悔やもうが。自分ではどうにもならない未知の領域。ブログでさえこの有り様である。小説なんか読まれる未来など僕には無い。僕にとって、自分の処女作への解釈がこれで、今日もサヨリは元気です。朝からメッチャご飯食べてます(笑)。

 そんな僕が、処女作『邂逅かいこう』を書いた。ある人のために書いた物語である。その人だけが読んでくれたら、それでその人が喜んでくれたのなら、それだけで御の字だった。それ以上を望むことは欲張りというものだ。僕らの事情を知る人たちに届いたという自負もある。おつかれさん(笑)。僕の目的はクリア出来た。

 全12話、文字数にして4万文字弱。

 それを、見知らぬ誰かに最後まで読ませる事など不可能な事も知っていた。交流のある人々に、どんなに褒められても、世の中とはそういうものである。この瞬間にも、どれだけの人が物語を書き、どれだけの人が執筆に人生を懸けているのか?。「はい、書きました」で多くの人に読まれる方がどうかしている。どうかしているはずであった。

 SNSの向こう側。

 今朝、ツイッターを開くと眠った脳が一気に目覚めた。知ってる、それ、噓でしょ?。血圧が一気に上昇。動悸と息切れが止まらない。僕の小説を読んでくれた人がいた。最後まで読んでくれた。感想と共に拡散紹介までしてくれた。それは、一度も会話をした事なきフォロワーさんであった。ブログでも滅多に無いのに。こんな事は初めてだった。

 ありがてぇの一言に尽きる。

 拡散能力に優れるSNS。けれど、ブログには割と冷たい。ブロガーなら一度は思う事である。トレンドワードを盛り込んだ興味をそそるタイトルでなければ、アクセスしてもらえる事すら至難の業。僕にはその要素がまるでない。つまり、僕のやり方はSNSには不向なのだ。それなのに、最後まで読んでもらえて紹介までしてもらえるなんて…そんな事ってある?。

 多くの人にとって、それは些細な出来事なのだろう。僕だって、ブロガーとか小説書きと別の生き方をしていたのなら、そう思うに決まってる。だから希望なんかも持ってはいない。そんな事がある筈がない。なのに、たったひとつのリツイートが希望の光を見せてくれた。それだけで、なんかイケる気がしてきた。

 本丸、がんばろ(笑)。

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