ホラーコメディZ級映画「シン・ジョーズ」視聴感想

【お知らせ】当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

シン・ジョーズ
エンタメ・テレビ

みなさんは「シン・ジョーズ」、原題、「Atomic Shark」映画をご存じだろうか?。「シン・ゴジラ」、「シン・エヴァンゲリオン」、「シン・ウルトラマン」、「シン・仮面ライダー」…庵野秀明監督の「シン」に乗っかって、担当者は何も考えずに邦題を付けたに違いない。ばかげている、ふざけている、それは庵野監督に対する冒涜。それ以外の言葉が見つからなかった。さすがGYAO!。こんなZ級映画を大見出しに表示させるとは…

お父ちゃん
お父ちゃん

なんだと!日本語吹き替えだって?。もしかして、日本での人気は上場だったとかなんて事はないよね…それにしてもアメリカ人のジョーズ好きは何なのだろう…

GYAO!でも評価は2.5でAmazonレビューでは2.7。間違いなく駄作。紛れもなくハズレ。それは時間の無駄遣い。時間泥棒にくれてやる暇はない。ただ、日本語吹き替えが引っかかった。動画を再生。20分後…僕は割と真面目に映画を観ていた。名作では無いのだけれど、暇つぶし程度にはなりそうだった。そして決めた。如何なる結果になろうとも最後まで鑑賞しよう。僕は残りの時間をシン・ジョーズに捧げた。そして思う。名作じゃないけれど、一定数にとっては高評価…かも?。

お父ちゃん
お父ちゃん

個人的な感想で恐縮ですが不覚にも面白かったです。
視聴用とレビュー用とで2回観ました。
アメリカンコメディを理解されている方にはおススメです

シン・ジョーズ(Atomic Shark)

ツッコミどころしか勝たん!シン・ジョーズのストーリー

邦題:シン・ジョーズ、原題:Atomic Shark(原子力ザメ)。2017年2月3日リリース。キャストは、レイチェル・ブルック・スミス、 ジェフ・フェイヒー、 デヴィッド・ファウスティーノ、ボビー・カンポ、マライア・ボナー。うん、誰も知らない。ストーリーは、ジョーズに核兵器問題とお笑い要素をミックスした感じである。テレビ用映画作品であるためグロ描写は控えめにされている。

お父ちゃん
お父ちゃん

放射能汚染し進化したサメに挑むライフセーバーたちの笑える熱き物語。ドローンを駆使し、サメ退治の生放送で動画再生回数を目論むなどの演出も今どき。元祖ジョーズを現代風にアレンジした内容。シン・ゴジラと同様に核を扱う内容のために突っ込みどころも満載。それが我慢ならない人は、絶対に観ない事をおススメします。

本作のポイントはレイチェル・ブルック・スミスのシックスパック。乙女の腹筋に尽きる。まずそこで捕まる。男なら必ず捕まって暫く鑑賞を続けたつなる。観賞では無く鑑賞だ。芸術作品に対して味わいを理解する。

レイチェルの魔法が解けるまでにコメディ描写と赤い背びれのサメの謎が気になって最後まで観てしまう。Amazonでの説明は以下のとおりである。

核実験の罪が生み出した悪魔―
太陽が照りつけるカリフォルニア州、サンディエゴのビーチはいつもの賑わいを見せていた。そこに突如浮かび上がった焼死体。さらには焼かれた魚の死骸が波打ち際に打ち上げられていた。ライフセーバーのジーナとカプランはその謎を追っていくが、核実験の影響により進化したサメだと判明。体内に核エネルギーを持つサメは熱焔を放ち、ボートの釣り人、海水浴を楽しむ若者に次々と襲い掛かり犠牲者は増えていく。しかし人類が自らの手によって生み出した悪魔の逆襲は始まったばかりだった・・・

Amazon「シン・ジョーズ[DvD]」より引用

Amazonの説明文はそのとおり。非の打ち所もない説明文である。確かにそのとおりなのだけれど、固くならないよう、飽きさせないよう、コメディ要素が散りばめられている。その代償として緊迫感とか、危機感とか、恐怖感などのコシが折られて台無しになる。恐怖を煽り立てる所は煽っても良かったような気もしているけど、嫌いじゃない流れだった。

謎のお姉さん
謎のお姉さん

ジョーズ特有の「何に何されているのか分からない」という恐怖は無いわね。毎回、サメは人間をキチンの襲ってくれる映画は初めてみたわ。途中で怖い音楽が鳴ると、サメの攻撃よりも、どんなギャグを入れて来るのかそっちに集中しちゃうわよ。

お父ちゃん
お父ちゃん

BGMで雰囲気を盛り上げて、盛り上げて、ミュージックストップからのオチの連続は、「勇者ヨシヒコ」「今日から俺は!」「劇場版銀魂」「アオイホノオ」を手掛けた福田雄一を思わせます。そう、下手くそな福田監督感を感じます。決して嫌いじゃないけど、もう一味欲しかったな。それとサメに個性が感じられなかったのも残念。散りざまはアトミック級だったけれど、放射能汚染の脅威が無視されたぶんだけ腑に落ちない部分も多かったね。登場人物はそれぞれ個性的なのにね

謎のお姉さん
謎のお姉さん

登場人物がみんなオバカキャラだから何をしても許せちゃうわね。動画再生回数を気にする描写はユーチューバーさながらじゃないかしら。再生回数も大切だけれど、命も大切にしないとね。それと、終盤のサメの大群の時は盛り上がったわ

お父ちゃん
お父ちゃん

サメの大群のシーンは期待感高まったね。最後のオチは予見出来たのだけれど、脱出方法がこれじゃない感はあったよ。コメディだからネタバレしても楽しめるけれど、予備知識ゼロで30分我慢すると割と楽しめる作品だったと思います。あくまでも暇つぶしの範囲で。過剰な期待には応えられないので、心のハードルを下げてからご覧ください。

サヨリさん
サヨリさん

レイチェル・ブルック・スミスお姉さんの身長178センチからの腹筋は必見の価値ありでしたにゃ。今ならGYAO!で無料視聴出来るにゃ。コメディが見たい人、水着が見たい人、暇を潰したい人は観てみてみて。

不朽の名曲「ジョーズのテーマ」

ジョーズを語るのなら不朽の名作「ジョーズ」は外せない。如何なる駄作であろうとゾンビを語るならジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」を外さないのと同じだ。デーデ、デーデ♪。超有名なジョーズテーマ。作曲はアメリカのジョン・ウィリアムズ。この曲でアカデミー作曲賞を受賞した。ジョン・ウィリアムズの凄いところは、代表作が「ジョーズのテーマ」だけに止まらないところである。

お父ちゃん
お父ちゃん

ジョン・ウィリアムズの代表作品は『スター・ウォーズ』、『シンドラーのリスト』、『未知との遭遇』、『スーパーマン』、『E.T.』、『インディ・ジョーンズ』、『ホーム・アローン』、『ジョーズ』、『ジュラシック・パーク』、『ハリー・ポッター』…映画サントラのデパートやん

謎のお姉さん
謎のお姉さん

全盛期の小室哲哉も真っ青やな

音楽と脚本と出演陣との相乗効果でスティーヴン・スピルバーグ監督の「ジョーズ」はアカデミー賞、作曲賞、録音賞、編集賞の3部門を受賞した。原点にして頂点。サメ映画の金字塔なのである。その「ジョーズ」を名乗る「シン・ジョーズ」は、いい意味でも悪い意味でもあるけれど、僕の予想とは全く違う展開をみせた。これで3回目になるが、「シン・ジョーズ」は原子力ザメに翻弄される人間たちが織り成すコメディ映画である。ちなみに、BGMは記憶に残らないほどショボい。

サヨリさん
サヨリさん

お父ちゃんは、ジョン・ウィリアムズが「凄い!」と言いたかっただけですね。分かります。

お父ちゃん
お父ちゃん

最後に『キジとら』からのお知らせです

謎のお姉さん
謎のお姉さん

今のおすすめ記事は『ユニクロのヒートテック2021が暑い!』デス❤

サヨリさん
サヨリさん

最後まで読んで頂きありがとうございました。毎日、頑張って更新しています。よろしければお気に入りの片隅にこっそりご登録して頂ければ幸いです。ブログもよろしくお願いします。

『キジとら』は昭和感満載の雑記ブログです。ノスタルジックな言い回しが多数出現しますが暖かい目で見守って頂ければ幸いです。無駄に記事数だけは多いので暇つぶしには最適ですよ、たぶん…(笑)

ブログサークル