漢字が読めないパッケージ?ビャンビャン麺のカップ麺を食べてみた

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ビャンビャン麺
ぐるめ・試食

───人気で入手困難みたいだけど、私には辛かったから良かったら食べね。

そう言って友人から貰ったカップ麺の漢字が読めない。悲しいくらい解らない。僕に物差しでは測れない。穴、月、糸、長、言、馬、心…。ウィキで調べると読みは「ビャン」で、意味は「平たい」。この一文字だけで58画。全人類の9割が知らない真実でも隠れていそうな画数である。これまで様々なカップ麺を見てきた僕だけれど、漢字一文字に圧倒されたのは生涯初の経験であった。

───書けないけど覚えました。

このカップ麺、製造会社はブログで度々登場しているサンヨー食品である。「得意料理はサッポロ一番!」でお馴染みの。嫌でも期待は高まるばかり。だってそうでしょう?、袋麺で一番好きなのサッポロ一番みそラーメンだし。

ビャンの一文字に圧倒されてプリッとパッケージを捲って固まった。

───麺が…太い。

史上最大級幅広麺と書いてあったけれど、これほどとは…。お前、ニュータイプか?。中国四千年恐るべしである。

これにお湯を注ぐのだ。4分後、この麺がお湯を含むその先が想像出来ない。ビャンビャン膨らむからビャンビャン麺ですか?。「平たい麺に俺はなる!」とでも言わんばかりの存在感に今日もサヨリは元気です。

緑のかやくと紫色もあといれ液体スープ。あぁ、これかぁ…ピンク色は激辛のサイン。この色を見るだけで額が汗ばむのも不思議です。激辛を引退した僕だけれど、パッケージを見る限りでは売りはスープも辛さよりも麺の幅にあると踏んだ。

───だからイケる筈である。

キッチリと保険のおにぎりだけは用意した。あの事件以来、激辛には弱気なのだ。

僕が何かを食べ始めるとコタツの中から野次馬が躍り出る。いつもそう、いつだってそう。そしていつもありがとう。それを見越して愛猫サヨリのご飯の用意。4分間で準備を整え、久しぶりの辛さに挑もう。

───では、試食。

あぁ、、、。これは昔食べたお母さんの団子汁。スープは違えどこんな感じ。とは言えこのスープ、実に辛さを煽る色合いである。スープの紅さとゲキカラの香りから口内がスタンバイを始めた。このスープを舐めて掛からぬことだな。

ビャンビャン麺をズズっと啜ると麺が口の中がにゅるっとした交通渋滞。舌先ではパトランプ。コイツもか…速い。舌先から喉奥へとストレートに辛さが駆け抜けた。辛さのスピード違反である。こいつ、クロップアップしてやがる。だがしかし、幾ら辛いと表現してもペヤング獄激辛の領域までには至らなかった。あれはこの世のモノじゃない。例えるのなら、先日食べたサッポロ一番旨辛ラーメンに一味をドバッとかけたくらい。

美味しい方の辛味である。

───いーね〜、この刺激。

凍える夜には打ってつけ。

頭皮からドバッと汗が吹き出て良き感じに体温上昇。これくらい景気も上がれば気分も上昇。絶妙な辛さと新感覚の歯触り。Amazonで調べてみると売り切れだった。入手困難な人気ぶりも納得できる。友よ、貴重なビャンビャン麺を僕にくれてありがとう。

最高の夜食でした(笑)。

コメント

  1. うん、読めんっ!。パッケージに小さく書かれたビャンビャンのカタカナ表記を読んでも、いまいちピンとこない。漢字検定一級レベルかな?。サンヨー食品さん、攻めてますね~。それにしても、お友達が辛くてムリ‥な程度は、スルスルといけちゃうって、基本的に辛い物にお強いのですね。なんか、カッコいいなぁ~(笑)。

    • 画数もさる事ながらもの凄く存在感のある漢字ですよね。中国ではこの漢字に絵描き歌ならぬ文字書き歌があるそうです。カップ麺で色々とお勉強出来ました(笑)。

      辛いのいけるのはただの舌バカです(汗)。

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