![絶妙な味のバランス!サッポロ一番旨辛みそラーメン食べてみた](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/98A5F502-9B1F-4195-B2FB-0C49149A12D4.jpeg)
───覚えてないのに忘れられない。
昨日は何したっけ?。そんな事すら望郷の彼方な僕だけれど、ブログやツイッターで教えてもらった口コミだけはどう言うわけだか覚えている。店にあったら買ってみよう。その候補のひとつがサッポロ一番旨辛みそラーメンであった。昨年11月に投稿したサッポロ一番の記事へのコメントに寄せられた口コミである。割と律儀な僕である、見つけたら喰うよと返せば実行するのに決まってる。
───相手は天下のサッポロ一番。
普通にあるに決まってる。ネットの評価も上場で何処にでもあっても至極当然。そんなぶらり散歩気分で買い物のたびに探しはすれど、どのスーパーにも置いてない。ダメ元で、コンビニだって覗いてみた。セブンイレブン、ファミリーマート、そんなところにあるはずないのに。
───香川ってさ、サンコー食品にハブられてんの?。
あまりの見つからなさからそんな気にもなるものだ。簡単に言ってしまえば、このミッションは半ば諦めかけていた。クリスマスを過ぎ、新年を迎え、恵方巻きに差し掛かる寒波の中。通りすがりのくすりのレデイにそれがあった。探し求めた袋麺がスーパーに無くて薬屋だった。そんなのってある?。それは、愛猫サヨリのミルク調達現場での出来事。うちのニャンコは奇跡を起こす。ミラクルひかるの宇多田ヒカルくらいの完成度。相変わらずのミラクルぶりである。
───これで約束が守れる、年跨ぎにはなったけれど。
ご満悦でサッポロ一番旨辛みそラーメンを買って帰る。単品が無かったので5個パック。問題は、今日の投稿に間に合うかどうか?。だってそうでしょう?、一役買ったサヨリも一緒に写真に収めたい。けれど、サヨリは大物女優のように気難しい。加賀まりこくらい気を使う。だからコタツから出るまでじっと待つ。あみんくらい待つだけ待って午後7時を回ったら諦めよう。このネタはまた明日。いつまでもは待たない。
───出た。
井戸から這い出る貞子のように、腹を空かせたサヨリがムクッとコタツから登場。このタイミングだけがシャッターチャンス。この時が1日で最も凜とした顔をしているのだ。コタツのお立ち台に座ってもらいチャッチャと置いてサッサと撮影。ダッシュでラーメンを仕上げてハイ、ポーズ。
![絶妙な味のバランス!サッポロ一番旨辛みそラーメン食べてみた](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/A63F4696-67D9-4893-B7D0-D9FE34F78806.jpeg)
───ワイルドである。
間髪入れずにまんぷくパウチ。人肌に温めてサヨリに差し出す。この間、わずか5分である。先を読んで好手を打つ。時には囲碁のような戦術も必要なのだ。これくらいの芸当が出来なければ気まぐれな老猫とは暮らしていけない。
───お待たせしました。お待たせし過ぎたのかも知れません。
ようやくの食レポである。
サッポロ一番旨辛みそラーメンのスープには、粉末の特性スープとペースト状の旨辛タレが用意されている。ちなみにカロリーは441kcal。
───今回はレンジで作ります。
特性スープを入れるといつものサッポロ一番みそラーメンの香りが舞い上がる。たぶん、そのまま食べれば、いつものサッポロ一番みそラーメンになる気がした。袋麺で僕が一番好きなやつ。旨辛タレを入れると香りが一変。激辛特有のあの香りとは別な感じである。でも、そこまで辛くは無いだろう。
激辛引退を表明しても多少の辛さへの抵抗力は未だ健在。ココイチ4辛なら耐えられる自負もあって、今日もサヨリは元気です。
![サッポロ一番旨辛みそラーメンと猫](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/EAA738E6-2598-45F8-B450-F35773328649.jpeg)
いつもは麺から行くのだけれど、今回はスープから行ってみる。「早っ!」このスープ、辛さが先にやって来る。その辛さはジリジリとか、ジンジンとか、ピリピリだとかでは無い。スープの味が分かる辛さというべきか。辛いけれど辛くない。辛くないけど汗が滲む。辛いの苦手な人の限界の一歩手前を狙った感じが素晴らしい。
![サッポロ一番旨辛みそラーメン](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/6AA8C8B7-AF7D-48E4-9C4A-85571AA11465.jpeg)
![サッポロ一番旨辛みそラーメン(カロリー)](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/75C598BC-1F38-4C14-AACA-86BB9EB7CCDD.jpeg)
![サッポロ一番旨辛みそラーメン(中身)](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/2575206B-9B2B-40C4-BF2E-E9AD714FE6B3.jpeg)
![サッポロ一番旨辛みそラーメン](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/51B3197A-ABB6-44AB-8748-EE81722B8090.jpeg)
![サッポロ一番旨辛みそラーメンにバターを入れて](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/8F9ACCDA-E1D4-4946-A065-D3DED1C9C1A2.jpeg)
───あぁ、ハマるの分かる。
どんぶりの中で、甘さと、辛さと、旨味とが、生命を育んだ地球と太陽との距離のように絶妙なバランスで引き合っている。何を足しても、何を引いてもこうはならない。そんな完成されたスープであった。そこにいつもの麺である。
───美味く無いワケが無い。
ピリッとした辛さの後のほんのりとした甘さ。その向こう側から訪れるのが舌先が覚えてるサッポロ一番みその味である。食べ終えた後に訪れるゆるやかに体を温めるポカポカ感が心地いい。温泉にでも浸かった後のような気分にもなる。半分食べてそこからチョイアレ。チョイとアレンジ。雪印バターを乗っけると硬派な辛味がマイルドに。思った通りの味が出た。最初に入れたらこうはならない。辛さを堪能した後でバターを入れる所がミソである。
───満足半分、後悔半分。
この辛さとこの味付け。畑の九条ネギを入れたら更に化けたのに・・・。九条ネギはバターとの相性も抜群である。やるべきだった、行くべきだった。けれどこの寒さである。コタツにかまけたツケが回った。なぁ~に、残り4袋もある。次回は九条ネギも添えて食べよう。
![サッポロ一番旨辛みそラーメン猫](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2023/01/B837B90D-31D1-423D-9C9C-18C74B79108D.jpeg)
ごちそうさまでした(笑)。
コメント
うん。サヨリさん、良い子、良い子(笑)。猫ミルクからのサッポロ旨辛みそラーメン発見とは、今日も可愛い上にいい仕事しますね(笑)。。この辛さ、雉虎さんの仰る通り、辛いのが苦手な私の境界線。でも野菜や牛乳、バターを入れたりのアレンジで美味しく食べらる範囲内になります。ガッツリ系の好きな知人は、玉ねぎと豚バラ肉を炒めてから煮込んで作るのが好きだとか‥、アレンジ次第で美味しさが広がり、栄養バランスも良くなるのは袋麺の良さですね。九条ネギ入り‥それ、美味しいに決まってる!今度、私もネギ入れようっと(笑)。
えぇ〜、ここぉ?。偶然にしても出来過ぎでした。去年の段階であったのかも知れませんね(汗)。ミルクを切らしていたのを思い出して飛び込んだ店にラーメンありました。激辛は辛さを求めて食べるタイプですが、こっちは旨さを追求するラーメン。野菜炒めを乗せてちゃんぽん風にしても良いですよね。賞味期限が長いので畑で採れた野菜を使ってとも考えています(笑)。