馴染みのないラーメンをもらった。毎度おなじみ、同僚ワーちゃんとは別ルート。ブログの読者からの差し入れである。ありがてぇ~! パッケージには〝元祖ニュータンタン麺〟と書いてある。パッケージの上部には、小さく〝サッポロ一番〟の文字があった。つまり、サッポロ一番ファミリーの誰か。
はて? 見た記憶がまるでない。
若い頃は出前一丁一筋で、五十手前でサッポロ一番に浮気した僕である。見過ごすことはあり得ない。スーパーで確認すると、定番のみそと塩しか並んでなくて、今日もサヨリは元気です(笑) スーパー3件回って、コンビニですら発見できない。高松では幻のラーメンなのかもしれないね。
つまり、レアものじゃん(笑)
ご当地熱愛麺、創業昭和39年、川崎のソウルフード……パッケージの文字から推測すれば、どうやら関東限定商品のようである。友人からの、サッポロ一番 甘辛味も、こちら高松では見当たらない。苦労して見つけたほどだ。日本は広いですなぁ……さぁ、食べよ(笑)
そんなぶらり散歩気分で袋を開く。
粉末スープの袋を開けると、ニンニクの香りが食欲をそそる。ほのかにではない。攻めた香りは吸血鬼がしっぽを巻くほど。香りだけでご飯が食える。
もうひとつの袋には唐辛子だ。これがまた、ドバっとした感じで僕好み。嫌でも辛さレベルに期待が膨らむ。
麺と、スープと、香辛料。役者が揃ったところで、試食するのはまだ早い。トッピング、トッピング。おにぎりのりを二枚乗せる。二枚にしたのにはワケがあるけど、この場で語るのも野暮である。ジョリーとふたりで半分こ。分かる人だけ察してくだされ(笑)
うどんは麺でラーメンはスープから。熱々スープを口に含むと、後攻めの辛さの刺激が心地いい。スープは、豚骨ラーメンや味噌ラーメンのこってり系ではなく、サラサラ系のスープである。ニンニクと辛さ成分を差し引けば、あーらよ♪出前一丁のスープに近い。
豚と鶏のうまみもあるが、先頭を切って舌のゴールテープを切るのはパンチの利いたニンニクだった。僕のような、ニンニク好きにはたまらない。
ネットで調べると、元祖ニュータンタン麺本舗公式では、ふわっと溶き卵の姿があった。先に公式を見とけばよかった……ちょっぴり後悔。卵はセカンド・チャンスで食べてみよう。
麺にスープを絡めると、辛さが8割で旨味が2割。僕好みの味である。僕のような辛いもん好きならリピ確だ。裏を返せば、辛いのが苦手な方は、唐辛子を抜いて召し上がれ(笑)
辛さ刺激のキツさは薄いけれど、額から噴き出す汗で、辛さ度合いの高さが分かる。額から汗、鼻から鼻水が出たほどだった。激辛系は痛みを伴いながら食べるもの。けれど、このスープはピリピリとした感じ。明日のナニへの不安もない。
僕の個人的な感想だけれど、このスープがすごく美味しい。卵スープにしたいくらいだ。既にあるかもしれないけれど、是非ともスープ単品も販売して欲しいと思う。
おススメでした(笑)
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