コンパルのモグラ防除器を畑に設置

火曜日(レビュー)

───火曜日はレビューの日

 畑の畝にスコップを突き刺すと土の中の空洞に気づく。これは何? 地底人からの攻撃か? 空洞を掘り進めると、どう考えてもトンネルだった。もしかして、これが……モグラ? けれど、僕がイメージしているモグラとは少し違って、今日もサヨリは元気です(笑)

 今あるのか知らないけれど、昭和のゲーセンと言えば、ピンボールともぐら叩きゲームは外せない。それしかないから、そのイメージが強いのだ。にしても……思いのほかトンネルが小さく思える。モグラ叩きのはもっとデカい。畑の謎のトンネルは、ネズミサイズの穴だった。

 もっと、モグラは大きいでしょ? だって漢字で書けば〝土の竜〟って書くんだよ。ドラゴンがそんなに小さい筈がない。モグラと言えば定番のモッコリ穴も見えないし……きっとこれは、別の生物なのに決まってる。そう勝手に僕は判断したのだけど、聞き込み調査をしてみれば、どうやらモグラの穴らしい。聞き込んだ情報をまとめた結果。トンネルの主は紛れもなくモグラという結論に達する───だとすれば……実に厄介な敵現るだ(汗)

 畑にモグラが来る原因はミミズである。イノシシ同様、モグラの好物がミミズだから。自慢じゃないけど、僕の畑にはミミズが多い。イキのいいのがより取り見取り。それもそのはず、二年以上も畝の上に雑草を積み重ねてきたからだ。土に有機物を大量に投入すれば、分解者だって現れる。かつて少なかったミミズが急増した原因がこれである。そして、それは僕の狙いどおり。ミミズが増えれば、勝手にミミズが土を耕してくれる。不耕起栽培、ラッキーじゃん(笑)……まぁ、モグラの存在を知るまでは(汗) いるんだぁ~……実際。未だに実感が湧いてないけど。

 とはいえ、来ちゃったものは仕方ない。丁寧に、お引き取りを願うまで。モグラのトンネルを見つけては、そこへ炭を仕込んで埋めておく。地上ではイノシシ除けテープを張り巡らせ、ペットボトル風車の代用にした。その結果が全然分からん! だって、そうでしょ? 土の中だもの。そして、こんなにトンネルがあるのにさ、僕はモグラの姿を見たことない。お前、忍者か? ってくらい姿を見せない。

 そんな僕の元へ届いたアベンジャーズ───別名モグラ防除器は、ブログの読者からの頂き物。ありがとうございます。凄く助かります。キジとらは、とても愛されているブログです(笑)

 モグラは臆病な生き物だから、些細な変化で何処かへ逃げる。それは、人間の臭いが付着した捕獲器の中には入らないほど。その習性を利用したのが炭だった。

 その一方で、モグラ防除器はモグラの聴覚を刺激する。モグラが嫌う音波振動を地中に送り込むことで防除する。もうね、ホムセンで見かけるけれど、お高いからスルーし続けた代物だった。しくみと役目は同じだけれど、二本は電池式で一本はソーラー方式。どちらも、ピーーーーーっという音がする。さっそく、畝に突き立てるとピーーーーっの三重奏が始まった。その音に仕事してる感じがする!

 箱の説明書きには〝本道〟の文字が強調されている。本道とはモグラのメインストリート。土の中の銀座である。洋画ならケネディ通りみたいな感じ。僕、そこ知ってる! まっかせなさぁ~い!(笑) 目星をつけた三か所に、三本の防除器を差し込んだ。二週間ほどで効果があらわれるらしい。モグラは今ごろ、別の畝へと移動しているはずである。畑の奥から徐々に追い出し作戦進行中。夏野菜で畝を掘るとかできないけれど、何はともあれ───秋が楽しみ(笑)

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