ほっともっとのお店に入ると、どうしても『のり今日は質素に赤いのり弁当弁当』か『から揚げ弁当』を頼んでしまう癖が抜け切らない。食べたのなら記事を書けば良いのに書きもしない。そんな中、ほっともっとのおかずメニューの中にファミリーナポリタンという商品を見つけた。価格は590円でカロリーは驚愕の966kcal。
一日の摂取カロリーの目安は、成人女性の場合は1400~2000kcal。男性は2200±200kcal程度が目安とされている。一日の半分のカロリーを一食で取る算用になる。体調を整え、心を決め、気合を入れてファミリーナポリタンを店頭で注文した。
受け取ったファミリーナポリタンはズッシリと重たかった。その外見にこう思う―――。
何これ?宝箱やん
好きなのばっかやん
アカンやつやん
だから今夜の晩飯は抜いておこう…
ほっともっとファミリーナポリタン
目で見て、鼻で嗅ぎ、舌で味わい、脳で楽しむ。僕が好きなものは数値が高く設定されている。ファミリーナポリタンは見た瞬間で僕の視覚を刺激した。パスタ、目玉焼き、ウインナー…普通に美味い。不味い要素が見つからない。僕の脳は本能的に胃袋を刺激し始める。グーグーと腹が鳴った。そして一物の不安が頭をよぎる。
一度にこんなに食べられるのだろうか?
5分後―――その心配は取り越し苦労に終わる。966kcalは胃袋の中へ消えていった。余裕だった。あっけ無く完食した。美味かった。なんなら、もう一個くらいなら全然イケる。トッピングにから揚げ弁当だって余裕だと感じた。なんてったって、ファミリーナポリタンは「おかずのみ」のメニューなのだから。弁当を加えても不自然ではない―――はず。
『ファミリーナポリタン』は、どこか懐かしい味わいのナポリタンに、目玉焼き、ウインナーをのせました。ナポリタン約300gのボリュームは、家族で楽しくシェアして食べられるメニューです。
ほっともっと『ファミリーナポリタン』より引用
僕らが育った昭和の時代。ウルトラマン、仮面ライダー、マジンガーZ…全て初代がリアルタイムだった頃。ナポリタンはスパゲティの定番だった。ミートソーススパゲティが、そろそろ家庭に普及し始めた頃だったのだけれど、何となくミートソースは大人のスパゲティという印象が強くあった。
て、言うかぁ、スパゲティといえばママーのスパゲティしか知らなかった。マルナカ(地元スーパー)でもそれしか売って無かった気がする。それでも美味しかった。十分満足して生きて行けた。パスタという言葉すら無かった頃のお話だ。それが僕の昔懐かしいスパゲティの味。ファミリーナポリタンは、それとは随分かけ離れた味だった。懐かしさの度合いが違った。
思うに、ほっともっと本部の想定顧客ターゲットは平成世代なのだろう。昭和世代が懐かしむのにはグレードが高すぎた。ハイグレードパスタだった。裏を返せば、これで満足で出来ない理由を僕は知らない。
だってそうでしょう?、パスタにコシまで入ってる。ママーのフニャフニャ感など微塵も無かった。昭和的な味付に欲を言えば「ケチャップもう少し」。ファミマくらいケチャップが欲しい。これさえあればパーフェクト。でも、まだ希望を捨てたワケじゃない。
僕は、無言で冷蔵庫の中のカゴメケチャップを加える。望みどおりの味が出来上がった。ついでに粉チーズもぶっかけた。アントニオ猪木が日本へ広めたタバスコは、持ち合わせていなかったので我慢した。
付け足しにより強化された味わい。966kcalを誇るボリューム。2つの目玉焼きと4本のウィンナーソーセージ。身も心も十分満足を得た。カレーハウスcoco壱番屋のカレーを突然食べたくなるように、胃袋をスパゲティで埋め尽くしたい衝動に駆られた時。カロリーが欲しくて堪らない時。また注文しようと思ったほっともっとメニューだった。
590円でこの満腹感ならお安いもの。リピートは普通にアリです。近日、ほっともっとの「フライドポテト」を食べてみようと考えています。当然、マクドナルドとの比較記事になるでしょう
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