新鮮市場きむら牟礼店40年の歴史に幕

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海鮮市場きむら牟礼店
香川県・うどん・遊び場
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───マジか?。

今回は高松市の牟礼町にて約40年間営業を続けてきた「新鮮市場きむら牟礼店」の閉店のお知らせです。

カガジン 「新鮮市場きむら牟礼店」が8月18日に閉店するみたい|約40年の営業より引用

以前からTwitterで交流ある香川の情報サイト カガジンさんからの一報に、愛猫サヨリと目を合わす───おまいさん、きむらのお刺身無くなるよ…。サヨリが何も食べなくなった2019年、唯一口にしたのがマグロの刺身だった。それから安い刺身を求めて最寄りのスーパーを梯子した。マルナカ、マルヨシと並ぶ一店舗が牟礼のきむらである。

鯛、ハマチ、ブリ…競争率は高いけれど地物の魚が安く手に入る。大きなきむらでも手に入るのだけれど、猫一匹が食べるには刺身の量が多すぎた。必然的に牟礼のきむらで買う事になる。お得だった刺身は過去記事を探せばゴロゴロと発見できる。割と通ったスーパーだけに閉店の二文字には思うところもあった。今でも記憶に残るのは、半額で無ければ手が出ない中トロゲットの話である。Twitterから発信し、その後で記事化した。昨年の3月2日の出来事である。

これが最も身近な想い出なのだけれど40年の歴史は伊達じゃない。サヨリのお刺身よりも遥かに足を運んだのは20年程前になる。ゼロ年代、四国新聞に頻繁に入っていた黄色い用紙に黒い文字。そのチラシが牟礼店のものだった。買い出しの目的は他でも無い、息子たちのお肉である。人間、肉を喰ってれば幸せになれる。肉だけあれば幸せになれると言っても過言じゃ無い、リーズナブルな価格なら尚更だ。焼肉のタレは浪花名物「金龍」に決まってる。

すべからく、きむらへ通ったのはその頃だろう。

───年は過ぎ去り戦場は鮮魚コーナーへ。

2010年代は釣りに行く事が多くなる。まずは地元オヤジから情報を引き抜く。のんびりしているように見えて、釣りとは新鮮な情報がモノを言う世界。今の情報を引き出すテクも必要なのだ。

「今日はアジなんて上がってるかい?」

と訊くと、

「アジはナンボでもきむらにおったわ!(笑)」

という返しがお約束だった。今の旬は、地魚並ぶきむらの品揃えから大凡の察しがついた。アジが並べばアジを狙い、サヨリが並べばサヨリを狙う。それでも買って帰るのはやはり肉だったのだけれど。2010年代、牟礼のきむらとはそんな感じの付き合いだった。

───そんな想い出深い老舗が幕を下す。

最終営業日は8月18日(木曜日)。

豊後くろしお鰤(刺身)食わせろと命令する猫

それまでに、最後のお刺身を買って帰ろう。サヨリさん、今日のトットは置いといて、久々にお刺身を食べような。あの頃はいつも付けてたヨダレ掛け、今では全く不要になりました。

サヨリは今日も元気ハツラツ。

コメント

  1. あ~、あの中トロのお店!老朽化などで‥という事は、店舗を新しくして再オープンある?って、思ったけど、多分そんな単純では無いのかなぁ?。言葉の語尾の”など”って、時として、などがなどで、なんだもん‥ねぇ?それにしても、ブログってすごいですね?見ず知らずの町の行った事も無い店の閉店、それを残念で寂しく思う自分がいるのだから。最後のお買い物の記事、花道の代わりに読めたらいいな‥。

    • 一瞬、リニューアルかとも思いましたがそうでも無いようです。新鮮市場きむらは多くの店舗数を抱えているスーパーなので、他店舗なら全然ありです。がしかし、1号店なので色々と思うところはあります。最後のお買い物はやっぱりお刺身でキメようと思います。お楽しみに(笑)

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