───うどん、行こう!
このブログではお馴染みのフレーズ。週に何度も耳にするド定番のランチのお誘いだ。今日の移動コースから、瞬時に各々の讃岐うどんナビ起動。これまた、いつもの思考パターン。
───店舗、メニュー、混み具合
いつもはボンヤリしている僕らだけれど、この時ばかりは処理能力がクロックアップ。ドーパミンとか、β―エンドルフィンとか、アドレナリンとか。『刃牙』でお馴染み、脳内麻薬が止まらない。軽い興奮状態から今日の獲物を決める。
そして、投票。
───満場一致で、まつはまに決定
うどん屋 まつはまは、新潟県佐渡出身の店長が構える讃岐うどん店である。フィニッシュフォールドは「ながもぶっかけ」。「ながも(アカモク)」とは佐渡島特産の海藻である。ヒジキのように細かく、ワカメのような緑色、独特の粘りが特徴で、言わずと知れた、うどん屋 まつはまの看板メニューだ。
今日は晴天のうどん日和。店の前では石作りの招き猫がお出迎え。やぁ、久しぶり!。
うどん屋 まつはまの肉うどん
───今回は、ながもじゃなくて肉を注文
「ながもぶっかけもいっけどさ、オラ、今日は肉の気分なんだぁ。お昼からの為に力溜めてねぇ~と、フリーザと戦えねぇからな。ヨシ!決めた!。ごめんな、今日、オラ、肉にすっぞ!」そう、僕の中の孫悟空がワイワイと喧しい。
僕の肉うどんは、今も昔も「かしむら」だけれど、まつはまの肉も中々どうして。麺の艶、出汁の色合い、牛肉のバランス。相変わらず映えっぷりだ。肉が麺を隠そうとする心意気が、もうね、前田慶次。漢気を感じる逸品である。
───まつはまの麺の量、多くね?
それは以前から思っていた。久米池うどんのボリュームまでとは行かなくても、僕の胃袋を満たすに肉うどん(小)で十分だった。
───今日はイケる!
少し欲を出しておむすびを探したのだけれど、おむすびちゃんは、厨房の中で握られてる最中だったので諦めた。「それぐらいにして置きなさい」それは、ダイエットの神様からの啓示だったのかも知れない。だったらコロッケ、、、いや、何でもない。
───来世がんばれ!
まつはまの麺はやや硬め。ぶっかけ冷で食べると麺のコシがグンと上がる。のど越し、歯ごたえ、そうそう、コレだ。肉体労働の真っただ中。午後の仕事に備えてエネルギーをチャージする。うどんは飲み物。一気に啜って空腹を癒す。
───胃袋が炭水化物を吸ってる感覚がたまらない
いやぁ~、もう最高っすよ。
牛肉は限りなく甘く、その甘さは出汁へと侵食。総じて甘い。その甘さと熱々の麺が五臓六腑に染み渡る。冷えた身体にありがぇ~。
───ご馳走様でした
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