小さなリュックに小さな水筒。おにぎり、玉子焼き、ウィンナー、メインディッシュにチューリップ。お弁当が終わるとおやつの時間。友達と一緒に悩んだ300円。チロルとガムとお登勢じゃない方のスナックに心踊らせた小旅行。「先生ー!バナナはおやつに入りますかぁ?」そう、遠足です。
僕が過ごした昭和の時代。おやつのド定番と言えばチロルチョコ。ペロタン、ペロティ、チュッパチャプス、チェルシーなどのペロペロ系に加え、きのこの山、たけのこの里、ポッキーに大人のセシル。興味本位でドンパッチ。競合ひしめくマネーゲームの中、ひときわ輝く量と味との最強コラボ。コスパ王として君臨し続ける絶対王者と言えば、かっぱえびせん。その『かっぱ』は、かっぱっぱールンぱっぱー♪の『かっぱ』である。
若い人たちには「おっさん、何言ってるのか分からない」。ふつう、そうなるのだけれど、それは避けられない問題。う~ん―――例えると、勇者ヨシヒコと魔王の城の四話を思い出して欲しい。百合子じゃない方の小池さんが天女役を演じた回。ダンジョーがカッパを見て言ったセリフ、「まさに、かっぱっぱー、ルンぱっぱーだな」。その、かっぱっぱールンぱっぱー♪である。
かっぱえびせんの名前の由来
一片含めば鼻へと抜ける潮の香り。カリッとした食感の後には海老のパレードが待っている。海老が運ぶ瀬戸の花嫁。初々しくも一本芯が通ったしっかり者。BGMには「やめられない、とまらない〜かっぱえびせん♪」。口一杯に頬張りながら、ほんの少し、かっぱっぱルンぱっぱ♪が脳裏を過ぎるのも不思議です。
孝さんは、厳しい経営を強いられながらも、小麦製あられの未来に明るいものを感じていました。その当時、週刊誌で連載されていた明るい漫画「かっぱ天国」の大ファンになり、キャラクターや「かっぱ」という語感の良さに魅かれていたようです。
Calbee公式「発売から半世紀以上!ロングセラー商品「かっぱえびせん」開発の歴史を紐解く」より引用
かっぱ天国のキャラクターは黄桜のCMに起用され、その勢いは凄まじく、放送頻度は現在のハウスのシチューレベルであった。日曜日ともなれば、真昼間から黄桜のコマーシャルが流れた時代。隙あらば、「かっぱっぱルンぱっぱ♪」なのである。すっかり国民的コマーシャルとなった黄桜。何を隠そう、かっぱのお姉さんが色っぽい。初代、清水崑氏のデザインは、まんが日本昔ばなしチックなのだけれど、二代目、小島功氏のデザインは気合の入る色っぽさ。艶っぽさ過ぎて、恋しさと、せつなさと、心強さと。YouTubeならNG案件なのは言うまでも無い。
かっぱえびせんのトリビア
1955年(昭和30年)に発売した「かっぱあられ」から端を発したかっぱシリーズ。かっぱえびせんは27代目で最後のかっぱシリーズとなりました。物心ついた時から半世紀に渡りお世話になりっ放しのCalbeeさん。そのCalbee公式サイトからかっぱえびせんのトリビアを幾つかご紹介します。別件ですが、かっぱえびせんのCMに「おしん」バージョンもありました。
僕の最近のマイブームは日本の企業サイト巡り。その中でもQ&Aが大好物で最近もっさりと読んでいる。読んでいるうちにふと思った。「これで記事ネタに一生困らん」―――と。企画への応募もピタリと途絶えてしまったのだけれど、情報の実用性が高いのでこちら側の記事も書こうと思う。視点を変えれば、かっぱえびせんも記事ネタになる事が理解できた。サッポロポテト、バーベQあじ、ポテトチップス…お次は何について書こうかね?。
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今のおすすめ記事は『ユニクロのヒートテック2021が暑い!』デス❤
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