「ブログを毎日書くコツは?」
毎日、ブログを書いている。だからこれを普通に訊かれる。僕の回答は決まってこう。
「あ、ありません(汗)」
いつもそう。
これは、意地悪ではない。それが、正直な答えである。強いて言えば、記事ネタを如何に確保するかの問題だ。僕の場合、ネタさえ決まれば、小一時間で書き上げる。それくらいの自信ある。
ネタさえ決まれば……である。
問題は、書くよりもネタなのだ。僕にとっての記事ネタは、時間泥棒の最たるものだ。そんな意味では、この野郎に苦しめられる日々である(汗)
特化型なら毎日書ける。
僕だって、畑に特化すれば、愛猫サヨリに執着すれば、記事ネタには困らない。その記事ネタに困らない代償として、僕の中で悪い癖が暴れ出す。
読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋、八代亜紀じゃない方の〝飽き〟である。
畑は飽きないと言うけれど、野菜は飽きないとも言うけれど、作る野菜はほぼ同じ。アフィリとか商売ならまだしも、同じネタを何度も書くのがストレスなのだ。
愛猫だって同じ事。猫の日常は、同じことの繰り返し。突然、会話ははじまる珍現象など起きやしない。特に、晩年に差し掛かった愛猫に執着した記事を書くのは危険が伴う。
書き手と読み手の双方に。
猫の寿命は長いようで短い。幸いにも、うちのサヨリは平均寿命を越えることができた。でも、それは終わりのはじまり。
余生は静かに過ごして欲しい。
だから、推定十歳越えを期に、サヨリの露出を控えはじめた。考えたくもないけれど、ペットロスに備えるためである。
だから定番の〝今日もサヨリは元気です。〟それは、古くからの常連さまへの隠しメッセージのつもりで書いている。
いつまでも可愛い顔をしているとは言え、若い猫の写真をみると、控えめに言ってもサヨリの衰えは隠せない。だから控える。アクセスなんて、どうでもいいのよ。時たま元気な顔を見せる程度で(笑)
そんな中、今年になって小説なんて書きはじめた。下手っぴのワケの分からない話だけれど、書き続ければ、それなりになるようで、今は二本目を書いている。
ブログと小説、二足のわらじ。
それが負担かと聞かれれば、今ではそうでも無くなってきた。
どちらがキツいかと問われれば「そりゃブログでしょ?」と、正直思う。何年書いても、記事ネタ不足の壁は高い。記事ネタ探しは、やっぱり時間泥棒なのである。
偶に、一瞬、希に思う。
どこかの誰かから、〝○○について詳しく書いて〟とか、〝映画の○○どう思う〟とか、そんなのがあったら、随分と楽なのに(汗)
今年は謎の忙しさ。
小説の期限まであと僅か。
ブログは絶対に休まない。
食レポは太るからやらない。
今日もサヨリは元気です。
そんな事を想いながらも、この記事は非常用のストックなのでした(笑)
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